東京電力グループの(株)リビタ(遠藤和人社長)は、東京・日の出にある、新聞社の廃止された印刷工場を、オフィス・商業複合施設「TABLOID」として再生し、5月11日(火)、オープニングイベント「COME TO THE WORLD」とともに、華やかにリスタートした。

工場ならではのダイナミックで、インダストリアル感を溢れる空間を舞台に、新しいワークスタイルを提案する「TABLOID」は、(株)産業経済新聞社の遊休資産活用事業である。名称は、以前この工場で印刷されていたタブロイド紙『夕刊フジ』に由来。新聞が印刷されなくなったあとも、工場の中に染み着いた“油とインクの臭い”を否定するのでなく、“場の記憶”として継承するとともに、建物を一つのメディアととらえ、多彩なクリエイションが交錯し、新たなカルチャーを生み出し、発信されていくことを目指すものだ。巨大な輪転機が鎮座したスペースは、ファッションショーや様々なアートイベントが開催出来る大型のギャラリースタジオに、刷り上がった新聞を運ぶトラックで賑わった出荷エリアはしゃれたカフェに変わったほか、オフィスには、アパレル系やアート系など、クリエイティブな企業が入居した。
また、「TABLOID」プロジェクトでは、映画を製作するように、総合的な視点で、現在第一線で活躍中の人材や企業が結集している。(株)リビタは、企画・プロデュース・マスターリースを担当。トータルディレクションは(株)オープン・エー、ブランディングプロモーションは、(株)トランジットジェネラルオフィス、ディレクションは(株)シーデザインと東京R不動産((株)スピーク)等々。実施設計・施工は北野建設(株)である。
なお、物件概要は、既存建築物竣工年が、1969年及び1986年。構造は鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)、延べ床面積4380.64平米、地上4階・地下1階となっている。