Image by: KARIMOKU

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 カリモクが、"間伐材(かんばつざい)"を使用した新コレクション「KARIMOKU NEW STANDARD」を発表した。2010年4月に開催されたミラノサローネでのファーストコレクションでは、カリモクデザインチームに加えプロジェクト趣旨に賛同した国内外の若手気鋭デザイナー4組が手がける全9アイテムを披露。カリモクの技術力とデザイナー達による柔軟な発想でできた同コレクションは、2010年夏より国内での発売が予定されている。

 このコレクションに使用される間伐材とは、通常使用される木材の品質基準では欠点と見なされる形や細くて短い材料など雑木扱いされているもの。製品としての必要なサイズが手に入らないことや供給の不安定性、強度のバラつきなどの理由から工業製品には不向きとされており、多くが雑木のような扱いでチップやパルプの材料にされている。そのため「KARIMOKU NEW STANDARD」では、"細い、変色"などの間伐材のデメリットをメリットとしてデザインされており、一見すると雑木として扱われていたと思えない程繊細で味のある仕上がりとなっている。

 「KARIMOKU NEW STANDARD」は、今所有している家具にひとつプラスしても生活空間にしっくり溶け込むものばかり。限られたスペースの中で長く使えるデザインと機能、そして質の高いものに囲まれて生活したいという都会に暮らす人々が求めるライフスタイルにフィットするアイテムが取り揃っている。また、クリエイティブディレクターとして迎えた柳原 照弘氏を筆頭に、世界に対してアピールできるブランドへ育てたいという狙いから海外デザイナー4組を起用。間伐材を最大限に生かしたスタイリッシュなインテリアを提案する。

 日本の木製家具のトップメーカーとして知られるカリモクは、とことん品質にこだわった家具作りのために資材調達から製造、販売までを自社グループ内でカバーする体制を構築し独自の「ハイテック&ハイタッチ」な家具作りに挑戦し続けている。1960年代にオリジナルブランドの家具を世に送り出して以来、創業約50年を迎えている。

【プロジェクト参加デザイナー】

・Karimoku Design Team(カリモクデザインチーム)
・ISOLATION UNIT / TERUHIRO YANAGIHARA ( アイソレーションユニット / 柳原 照弘 ) 
・Scholten&Baijings ( ショルテンアンドバーイングス ) / オランダ
・Sylvain Willenz ( シルヴァン ウィレンツ ) / ベルギー
・BIG-GAME ( ビッグゲーム ) / スイス・ベルギー


【公式サイト】

http://www.karimoku-newstandard.jp

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