2ちゃんねるのひろゆき氏と勝間和代さんの対談?討論が話題です。議論がかみ合わず、ひろゆき氏がさじを投げた印象だったとか。民主党対自民党の党首討論が毎度盛り上がらないの同様、異種格闘技戦はかみ合わないのでしょうか?それはプレーヤーの能力なのです。

そうです。異種格闘技戦は噛み合いません。今日は格闘技のことばっか書いて良いんですよね?え?ダメ?なーんだ。ガカーリ。(今さら2ちゃん用語使ってみた)
スポーツで「伝説の戦い」はあるものです。野球でもオリンピックでも、手に汗握る戦いは見る者を感動させ、また永遠に語り継がれる名勝負となって行きます。
しかし野球対サッカーという試合が無いように、王貞治対セルゲイ・ブブカの試合もありません。考えなくともわかる通り、ルールが噛み合うわけ無いからです。しかしスポーツで、唯一このルールを無視して組まれるものが「異種格闘技戦」です。

古くはアントニオ猪木対モハメッド・アリの試合という、今や伝説となった試合がありました。私は生でテレビを見た世代です。しかし当時は大不評で、「世紀の凡戦」と酷評されました。続いて猪木は極真空手のウィリー・ウィリアムスとも試合を行い、「格闘技世界一」路線を歩んでいきます。しかしこれまた場外乱戦からの無効試合等、決して後味の良いスッキリしたエンディングはありませんでした。

結局同じ球技だからといって野球対サッカーは成り立たないのです。異種格闘技戦も、ケンカで強弱をつけるのではなく、あくまでルールに則った試合、となりますと、当然これはルールが噛み合う訳無いのです。お互いに自分の持ち技・得意技を仕掛けても、ルールが違いそれを「受ける」ことが出来ません。結果、相手の良さも何も引き出すことが出来ず、後味の悪い結末のみ残るということになります。

ひろゆき対カツマーも、同じなのではないでしょうか。

続きはこちら