厚生労働省が発表した3月の毎月勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)によると、1人当たりの所定外労働時間は、前年同月比13.3%増の10.2時間。3カ月連続で増加した。製造業の所定外労働時間は前年同月比56.1%の大幅増で13.9時間。

 3月の1人当たりの現金給与総額は、前年同月比0.8%増の27万5637円。現金給与総額のうち、きまって支給する給与は、前年同月比0.5%増の26万3707円。所定内給与は、同0.2%減の24万5503円で、所定外給与は、同11.7%増の1万8204円となった。特別に支払われた給与は、同11.2%増の1万1930円だった。

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