インテル、コッパ・イタリア優勝でまず一冠
5日に行われたコッパ・イタリア決勝で、三冠を目指すインテルがミリトのゴールでローマに1−0の勝利。まずは一冠を手にした。

5万5000人を集めたローマのオリンピコで行われた試合は、イエローカード7枚と退場者1人の激しい展開となったが、40分にFWディエゴ・ミリトのゴールを守りきったインテルが優勝した。先発をはずれ後半開始から出場したローマのトッティは途中出場後の87分、バロテッリへのファウルで退場処分となっている。

インテルのジョゼ・モウリーニョ監督は試合後、「敵意と激しさにあふれた試合だった。我々は終始試合をコントロールし、ローマは冷静さを失った」と語った。

なお、両チームのファンの動向が注目されたが、ローマのファンが前夜、インテルの滞在するホテルの外で夜通し騒いで安眠妨害を狙ったことはあったものの、試合中には目立った騒ぎはなかった。