教え子と教授の絡みは必須? 官能的な演劇ついに第2弾登場!

写真拡大 (全2枚)

昨年11月、大胆なヌードシーンがある演劇『教授と女弟子』が、韓国で話題になっているとお伝えしたのだが、覚えているだろうか。劇中、主演女優が一糸まとわぬ姿になることから、「けしからん!」「いや、ヌードは芸術だ!」といったネット論争が起きるなど、大きな物議をかもした作品だ。

ヌードシーンに興奮したあまり、舞台に登ってしまったおじさんが警備員に捕まるといった出来事もあったりしたが、上演したハンソンアートセンターは、小劇場としては異例ともいえる“満員御礼”状態が続いたことで興行的には大成功。公演は6ヶ月にも及び、4月ついに幕を閉じた。

そんな『教授と女弟子』に代わり、ハンソンアートセンターでは5月から新しい演劇が始まった。その名も『私はやらしい女が好き』。なんだか前作よりパワーアップした感じだが、案の定こちらも公開前から話題となった。

『私はやらしい女が好き』は、作家のマ・クァンス(馬光洙、延世大国語国文学科教授)が1989年に執筆した小説『楽しいサラ』がベースとなっていて、“性”をテーマに人間の欲求と、それを抑圧し厳粛さを強要する社会の二重性について演劇を通して批判する。

小説『楽しいサラ』は発売された当時、韓国儒教倫理を打ち破るセンセーショナルな内容のせいで、発禁処分、作家の逮捕そして有罪判決という大問題となった作品。93年には映画化もされ、94年には邦訳も出版されている。

そんな『楽しいサラ』をベースにした演劇『私はやらしい女が好き』は、登場キャラクターや世界観はそのままに、大学の学園祭で不思議な事件が起こるという新しいストーリーに生まれ変わっている。自由奔放に生きる女子大生‘サラ’をプレイボーイモデル出身のイファニが演じ、ドラマ『アイリス』にも出演したタレントのイ・チェウンや、スーパーモデル出身のチョ・スジョンが、サラの先輩と後輩役として出演する。

4月まで公演されていた『教授と女弟子』もそうであったが、『私はやらしい女が好き』も、教授と女子大生(弟子)との間で巻き起こる“禁断の愛”といった韓国エロスを全面に押し出しているという点では共通しているようだ。

5月1日から公演を開始しているので、すでにネット上にはレビューが書き込まれているのだが、総合評価は星3つ。「ため息が出る。3流演劇」「ヒマなオジさん向けの作品」「楽しめた。お勧めしたい」などさまざま。

全編韓国語なので韓国語が分からないと細かいストーリーは理解できないかもしれないが、韓国で観光やショッピングだけでなく、ちょっと変わった刺激を求めたいなら、演劇『私はやらしい女が好き』を観劇するのもいいかもしれない。


馬光洙原作『私はやらしい女が好き』
2010年5月1日〜6月30日
19歳以上観覧可

ハンソンアートホール
地下鉄4号線恵化(hyehwa・420)駅 4番出口から徒歩3分
問い合わせ:02-741-0104, 02-2275-7103
※ チケット要予約(劇場では未発売)
R席50,000ウォン(約4,200円)S席40,000ウォン(約3,400円)A席30,000ウォン(約2,600円)
各種割引有り


参照:「私はやらしい女が好き」「教授、単位ください」 - 文化ジャーナル21
参照:「私はやらしい女が好き」主演女優たち - アーツニュース


(文:林由美)

■【韓フルタイム】とは……
【韓フルタイム】とは韓国に特化した情報を提供する媒体です。
韓国に詳しい専門の日本人記者が取材、執筆を行っております。
韓国中心の出来事をいち早くお届けできるように頑張っていきます。