音楽不況ここに極まる......あゆ、テルマ、大塚――人気者のCDがまったく売れない!

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 CDの売り上げ不振が指摘される中、実際にはどのアーティストのCDが、どれほど売れなくなっているのか? 今回は数人の女性歌手を例に挙げて、最新のCD売り上げの動向をリポートしたい。

 まずはシンガーソングライターの大塚愛。デビュー2作目のシングル「さくらんぼ」(エイベックス・トラックス)で約58万枚、その後もアルバム『LOVE COOK』(同)で約84万枚のセールスを記録するなど、ヒット作を量産してきた大塚だが、ここ数年はCDの売り上げが低迷している。極めつけは、今年4月にリリースされた両A面シングル「ゾッ婚ディション/LUCKY☆STAR」(同)。バンクーバーオリンピックと、本人出演のアルコール飲料のCMのテーマソングのダブルタイアップとあって、大量露出で再起をかけていたにも関わらず、彼女史上ワースト記録の約1万4,000枚と振るわなかった。かねてから激太り説がささやかれ、最近は体調不良で仕事をキャンセルしたという大塚。売り上げ不振による心労が原因だったのかもしれない。

 続いては青山テルマ。青山は08年のシングル「そばにいるねfeat.Soulja」(ユニバーサルミュージック)で約43万枚を売り上げて一躍シンデレラガールとなったが、そのあとはさしたるヒットもなくいまに至っている。今年3月にリリースのシングル「帰る場所」(同)では、映画『ドラえもんのび太の人魚大海戦』の大型タイアップまで付けていたのに、初動セールスは約1,000枚でオリコン初登場63位と痛々しい結果に。「そばにいるね」のヒットの際には着うた850万ダウンロードという驚異的な記録を叩き出し、「着うたの女王」と騒がれたテルマだが、最新曲「帰る場所」では「ダウンロード数が激減している」と、音楽配信関係者も落胆気味に証言する。

 最後は日本の歌姫・浜崎あゆみ。オリコン調べではCDセールスで00年〜03年まで男女総合トップに輝き、01年にはCDセールス243.7億円を記録した。しかし、昨年の同売り上げは34.3億円と、絶頂期には遠く及ばない。また、4月14日にリリースされたばかりアルバム『Rock'n Roll Circus』(エイベックス・トラックス)は10曲にタイアップを付けた"売れ線"狙いの作品。発売一週目で20.5万枚を売上げたが、実は前作『NEXTLEVEL』(同)の初動24.1万枚に続き、本人史上ワースト1の初動セールス記録を更新してしまった。

 このように、アーティストごとで比較してみても、CDセールスの落ち込みは明らか。CDに代わるコンテンツ販路として期待されたダウンロード配信も伸び悩む中、レコード会社は新たなビジネスモデルを見出せずにいるようだ。
(文=北川忍)

※画像は『Rock'n Roll Circus』(エイベックス・トラックス)、「ゾッ婚ディション/
LUCKY☆STAR」(同)、「そばにいるねfeat.Soulja」(ユニバーサルミュージック)


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