2010年度の「大学読書人大賞」に、森見登美彦さんの小説『夜は短し歩けよ乙女』(角川文庫)が選ばれた。この「大学読書人大賞」は、全国49の大学文芸サークルが投票と評論と討論により、「いま大学生に最も読んで欲しい本」を選んだもの。

 大賞の選考会は、4月25日に明治大学・駿河台キャンパスで開催。投票によって選ばれた大学文芸サークル代表の大学生が、130人の聴衆を前に公開討論会の末に決定した。討論に参加したメンバーは、慶應義塾大学三田文学塾生会の遠藤譲さん、中央大学文学会の金高建喜さん、一橋大学文芸部の永山慎悟さん、成城大学文学研究会・笛木達也さん、明治大学ミステリ研究会・綱島大樹さんの5人。

 今回、大賞を受賞した『夜は短し歩けよ乙女』は、雑誌『野生時代』連載時から読者の熱烈な支持を受け、2006年11月に角川書店より出版された。以来、根強い人気を保ち続ける恋愛小説で、現在はコミックス版も発行されている。

 この大学読書人大賞は、全国の書店員が「一番売りたい本」を選出する「本屋大賞」のいわば「大学生版」。本年度行われた「本屋大賞」では、江戸時代の数学者の半生を描いた冲方丁さんの『天地明察』が大賞を受賞。なお、今回大賞を受賞した『夜は短し歩けよ乙女』は2007年に本屋大賞で2位を獲得している。

 「大学読書人大賞」の贈賞式は、6月3日に著者の森見登美彦さんを招いて行われる。大賞以下は2位に有川浩さんの『植物図鑑』、3位は村上春樹さんの『1Q84』、4位は伊坂幸太郎さんの『あるキング』、米澤穂信さんの『ボトルネック』が選出された。



『夜は短し歩けよ乙女』
 著者:森見 登美彦
 出版社:角川グループパブリッシング
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