テレビ、新聞、雑誌、ラジオの広告売り上げが激減していることは、いまや多くの人が知るところ。電通の発表によると、2009年の広告費はテレビが前年比10.2%減、新聞は同18.6%減、雑誌は同25.6%減、ラジオは同11.6%減という落ち込みぶりで、以上4メディアは5年連続での前年比割れ。対してインターネット広告は前年比1.2%増となり、金額でも新聞を上回ることになりました。

 こうした状況のなか、NHKやフジテレビ、TBSなどは有料のオンデマンド配信に力を入れ、日経新聞も3月より電子版を開始。ラジオも関東・関西の1都2府5県でインターネット放送「radiko」の試験配信が行われるなど、メディアが置かれた状況は大きな変化を迎えようとしています。

 いったいこの先、メディアはどこへ向かっていくのでしょうか。元毎日新聞の常務取締役で、『新聞社――破綻したビジネスモデル』『YouTube 民主主義』などの著書を持つ河内孝さんは、最新刊『次に来るメディアは何か』のなかで、「日本のメディア界は、4大メジャーと2つのユニークな独立グループによる6グループに集約されていくだろう」と大胆な予想を披露しています。

 4大メジャーとはNHK、フジ・メディア・ホールディングス、読売新聞・日本テレビグループ、朝日新聞・テレビ朝日グループの4つ。2つの独立グループとは日本経済新聞グループと、ジャニーズ事務所・エイベックス・吉本興業などによるメディアグループ「JAY」。

 この独断と偏見による予想がどこまで当たるかは神のみぞ知るところですが、このなかに入っていない、自身が長年勤めてきた毎日新聞の未来が心配なところ。

 なお、河内さんは新聞業界の変動は2010年、テレビ業界の再編は2012年に起こると予想しています。本当ならば今年中には大きな変化が起きるということ。果たして結果やいかに!?



『次に来るメディアは何か』
 著者:河内孝
 出版社:筑摩書房
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