「車内までカップル席?」ソウルの地下鉄に新型車両が登場

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ソウルの地下鉄5〜8号線を運営するソウル都市鉄道公社は27日、新しい地下鉄の車両を、今年末までに一部導入すると発表した。従来よりも車両が10%以上軽量化したほか、通信機能が内蔵されるなど最新設備も取り入れているようだ。

韓国メディアに公開された新型車両の写真を見てみると、6人用の椅子が背中合わせに設置されたコーナーと、2人用の椅子が4つ同じ向きに設置されたコーナーがある。どれも中央部分に配置されているので、窓側に座席があり中央部分に人が立つという従来のスタイルとは逆の構造になっている。

座席数は従来の半分程度になっているようなので、座れる率が低い分、不便なのでは?と感じてしまうところだが、この新型車両にはさまざまな最新設備が搭載されているのだとか。

まず、通信機能内蔵の端末機が車内に設置されているので、インターネットを使ったりDMB放送などを視聴することができる。また、二酸化炭素低減装置やオゾン殺菌装置などが設置されているので、常にきれいな空気を車内に供給。照明はすべて発光ダイオード(LED)となる予定だ。

これなら長い移動も楽しく過ごすことができるし、満員の車内で息苦しくなっても平気そう。
でも、韓国ネットユーザーたちの反応はというと、

「2人用って、車内までカップル席か?不便だ」
「座席数が50%減った」
「車内の移動が不便そうだ。障害者のことを考えていない」
「満員電車の時、反対側のドアに立っていたら降りるのが大変そう」
「通勤ラッシュを知っている人ならこんなデザインにしない」
「これなら椅子を全部なくせ」

など、最新設備はともかく、座席を中央に配置したデザインは非常に不評となっている。
まだ実際に導入されたわけではないので、本当に不便なのかどうかは分からない。
ソウル都市鉄道公社は7号線に試験導入する予定なので、その反応によってこの車両の運命が決まりそうである。


参照:地下鉄7号線、座席を中央に設置 - ヘラルド経済


(文:林由美)

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