25日のセリエA第35節でバーリと対戦するユヴェントス。今季を通じて不振に苦しめられたチームにおいて、特に批判の対象とされてきたのが、MFフェリペ・メロをはじめとする一部の選手たちだ。アルベルト・ザッケローニ監督は試合前日の記者会見で、そういった選手たちについて、次のように話している。

「選手たちについて最終評価を下す前に、ゆっくり見てみるべきだ。一部の選手たちに失格のらく印を押す前に、待ってみる方が良いはずだよ。ここで標的にされている一部の選手たちが、将来的にうまくやるのは確実だ。彼らには重要なクオリティーがあるからだ。おそらく、今年はそれを発揮できなかったということだよ」

「後任の監督にF・メロを勧めるか? ディフェンスラインの前にレジスタ(司令塔)が欲しいのなら、彼じゃないだろう。だが逆に、常に姿を現し、ボールを取り戻す選手が必要なら、彼は理想的さ。素晴らしいフィジカルクオリティーを有しているんだ。ディフェンスラインの前でもやれるけど、彼にはほかの仕事がある。レジスタ不在を感じるか? いなくてもプレーはできる。インテルだって(レジスタは)いないはずだ」