木村拓哉が10年ぶりに本格派ラブストーリードラマに主演すると発表され、話題を集めている〈月9〉新作『月の恋人〜Moon Lovers〜』の原作者がついに明かされた。現在絶好調の道尾秀介だ。ドラマは5月10日開始、小説は5月30日に新潮社から発売される。

『龍神の雨』で大藪春彦賞を受賞、新刊『光媒の花』が山本周五郎賞候補になるなど、道尾秀介は賞レースでも最前列に立つ作家だ。自身のブログによれば、原作の依頼が来たきっかけはプロデューサーが小説を読み「映像畑の人間にできないことができる」作家だと直感したからだとか。『月の恋人』は、読者がドラマと原作のどちらに軍配を上げるかという、映像と小説との勝負の機会でもある。がんばれ、道尾秀介。

なお、道尾には通称〈十二支シリーズ〉と呼ばれる、干支の動物を題名に配した作品群がある。『月』だけに今回はウサギを意識しているのか、道尾に直接確認してみたのだが......。「それはないです(笑)。あと題名は自分で考えたのではないので」とのことだった。そうなのかー。
(杉江松恋)







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