職場と家の往復からあなたを解放する“休活”とは?―“休活”提唱者・大田正文さんに聞く

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 あなたはどのように休日を過ごしていますか?

 毎日の仕事で疲れ果てて、1日を寝て過ごしてしまう…なんていう方も多いはず。でも、会社と仕事場の往復だと、体力は回復しても精神的にはなかなかリフレッシュしづらいはず。

 そんなときこそ休日を充実させ、人生を豊かにする“休活”の出番です。
 今回は『人生を変えたければ「休活」をしよう!』(サンマーク出版/刊)著者で愛妻家の大田正文さんにインタビュー。“休活”とは何か、どのようなことをすれば“休活”となるのか、さらに大田さんの肩書きでもある“愛妻家”についてもお話をうかがいました。


◇   ◇   ◇

―さっそくですが、私自身も休日は寝て過ごすことがほとんどだったもので、本書を読ませて頂きまして「あ、このままじゃヤバいな」と思うことばかりでした。ではまず、本書をまだ読んでいない方のために「休活」について教えて頂けないでしょうか。

大田正文さん(以下敬称略)「もともと僕は勉強会や交流会に出席したり、主宰したりしていて、年間に1000人ほどの方とお会いするのですが、そうした方々の多くは、老若男女問わず仕事や人生に対して悩みや課題を持っていらっしゃいます。そうした不安や悩み事などを聞いているといつも思うのですが、AとBという2つの選択肢があったとき、どちら片方が崩れるともう片一方にも影響が出てしまうんですね。
つまり仕事と家庭しかない場合、仕事が上手くいかなくなると家庭にもダイレクトに影響が出てしまう。特にこんなご時世ですから仕事の影響がダイレクトに家庭にも響きます。だから、自分がいる場所として、AとB2つだけしかないと、すごく脆くなってしまうんですね。
じゃあどうするか。平日はとにかく仕事をする。では、休日は?と言ったとき、実は本書にも書いていますが、土日祝日合わせて1年間で119日の休日があるんですよね。1年の約3分の1が休日なんです。さらにこれをもう少し長いスパンで考えて、22歳で就職をして60歳の定年退職まで40年間働くとするとしたら、13年間が休日なんですよね。休日は基本的には誰にも縛られない100%自由に使える時間ですから、この13年間を有効活用するだけで、人生が大きく変わるのではないか、と。
自分にとっての第3の場所を見つけて、やりたいことをやる。A、Bではなく新しいCという場所を作り、自分の人生を見直して豊かにする。そういうことを皆さんにお伝えしたいと思って本書を執筆しました」

―そのお話でよく聞くのは、65歳で定年退職を迎えた方が、急にやることがなくなって突然呆けてしまうということですね。そういう意味では今のうちから仕事場でも家庭でもない、第3の居場所を作るのは、今働いている方にとっては重要だと思います。

大田「実は僕もご多分に漏れず、自分のおくさんを見て休活をしないと!と思ったんですよ(笑)!あ、このままだと熟年離婚されるな、と。
私たちは2人とも広島の出身で2001年に東京に出てきたのですが、もちろん東京には友だちや知人はいなくて。それから5年くらい経ってですね、ふと気付いたらおくさんにすごい友だちが出来ているんですよ! そのとき僕は相変わらず1人で、これはちょっとマズいな、と(笑)そこから休活を始めましたね」

―休活を始めてから、大田さん自身はどう変わりましたか?

大田「休日って誰にも強制されない時間なわけですよね。だから、『やらなきゃいけない』ということもないし、逆に何かするときって、『やりたい!』とか『やろう!』というポジティブな感情で動くと思うんです。だから、逆に休日が楽しくなりましたね。
ビジネス書の体裁で『休活』って書かれるとどうして勉強会や交流会とかを思い起こしてしまうと思いますが、実際は定義はなくて、自分がやりたいことであれば何やってもいいと思うんです。勉強したければ勉強していいですし、友達と遊びたければ遊んでもいいんです」

―それに休日が楽しくなると、平日も頑張ろうという気持ちになりますよね。不思議に充実するというか。

大田「ありますよね。先に楽しい予定を入れておくと、その日を目指して頑張ろう!という気になったりして(笑)。今だったらゴールデンウイークとかになりますかね」

―大田さん自身は休日に勉強会を主催していらっしゃいますし、ビジネスパーソンならばそうした勉強会に参加するということも休活になると思いますが、他に例えばどんなことをすれば「休活をした」ということになるのでしょうか。

大田「僕は実は、勉強会を主宰する前からいろいろなことをしていまして(笑)、一人のときは工場見学とか。全国の工場とか、あとは造幣局とかですね。見学しに行ったんですよ。大阪にある日清食品のチキンラーメンの工場を見に行ってそこでチキンラーメンを食べたりとか。なかなか面白いですよ」

―例えばボランティアとか、あとは好きなアーティストのコンサートにいったりですとか、そういうのも休活に入るんですね。

大田「そうです。友達同士でフットサルや草野球をやるのも立派な休活です。ライブでもボランティアでも、そこに集まってきている人たちって共通言語があるじゃないですか。年齢も性別も職種も超えて集まった人たちと盛り上がれるし、自分の世界も広めていくことができる。そのエネルギーはすごいですよね」

―皆の好きというエネルギーが集まると、本当に盛り上がりますよね。

大田「あと、一人で何かをしていても休活なんですよ。一人で読書をしたり、プラモデルを作ったりとか。それを、インターネットを通じて発表したり…例えば書評をブログに掲載したり、プラモデルの製作過程をニコニコ動画に掲載するとか、外部に向けて開く情報発信することが大切です。そこに反応が返ってくれば、一人でやっていたとしても、とても価値があることになります」


インタビュー後編へ!「どうして“愛妻家”を名乗ることになったのか?」について聞いています!

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人生を変えたければ「休活」をしよう!(新刊ラジオ 第1105回)