暴行騒動、相撲協会批判、将来のビジョン......朝青龍が『Mr.サンデー』で語った真相

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 1月16日未明に暴行騒動を起こし、相手の一般男性に鼻骨骨折など全治1カ月の重傷を負わせたと報道され、紆余曲折を経て、2月4日に引退した元横綱・朝青龍。その後、母国モンゴルでの政界進出などのウワサもあった彼が、4月18日にスタートした宮根誠司&滝川クリステル司会の新番組『Mr.サンデー』(フジテレビ系)で48時間にわたる密着取材を受けた。朝青龍は引退後初のロングインタビューに応じ、現在の心境を吐露。暴行騒動の真相について次のように明かした。

「本気で怒ってキレたらね、大変なことになりますよ。それがなぜ鼻(の骨を)を折ったとかね、そんなものじゃない。こっちは現役バリバリの横綱ですよ。場所中ですよ。集中力ためて、力もいっぱいで。それで本気で殴るということがあったら大変なことになりますよ。危ないですよ」

 朝青龍は、場所中で力もみなぎっている横綱が一般人を殴った場合は、鼻骨骨折程度では済まないと、暴行を事実上、否定した。だが、「殴ってないのに殴ったことになっていて『違うんだ、聞いてくれ』とは思わなかったのか?」というスタッフからの質問には、「もちろん世界中の国々の言葉で伝えたかった。でもこっち(相撲協会、メディアなど)から来る力と立ち向かう力に差がある。それに対して自分が一人では勝てないですよ」と辛い胸のうちがあったことも明かした。また、引退後に朝青龍がモンゴルで会見を行った際に、「クビは協会のせい」「私をやめさせようとした」「気に入らない要求たくさんあった」などと発言し、大相撲協会批判を行ったように報じられたが、これも"物言い"で断固否定した。

「そんな男じゃないですよ。自分もそのことを聞いてびっくりした。モンゴル語の通訳が悪いのか......通訳した人がたいした人じゃなくて、通訳がミスしたのか。でも話したのが僕だからね、そういう意味ではありえない」

 朝青龍の通訳との間に齟齬が発生した、という朝青龍の主張の信ぴょう性を確かめるべく、番組は当時の会見の映像を再検証。モンゴル語の通訳2人が改めて訳すと、報道とはニュアンスがかなり異なり、「気に入らない要求たくさんあった」という言葉は朝青龍の発言にはなかったと判明した。加えて、今後の予定について朝青龍はこう語った。

「自分はずっと日本に住むと思うんだよね。政治家とかではなくて。若い連中の集まりとかに行って話をしてあげたり」

 政治家転向は否定し、どのような若者の集まりかは明言しなかったものの日本に住み、若者のアドバイザー的なポジションになるプランを語った朝青龍。モンゴルでは即大統領になれるという報道もあった彼だが、それを蹴って日本定住を決めた彼が、どんな人生の"取り組み"に挑んでいくのか、注目だ。



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