亀田史郎氏に反省の色なし! 永久追放から3日後に早くもメキシコで活動再開

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 永久追放の厳しい処分が下ったはずの亀田史郎氏だが、わずか3日後には関係者として始動していることが分かった。

 4月16日付、メキシコのスポーツ紙「エスト」には、ファイティングポーズを取る三男・和毅の横で、中南米王座のチャンピオンベルトを手にマネージャー気取りの史郎氏が堂々と掲載された。写真のキャプションには「父・史郎」と書かれてはいるが、その姿は明らかに関係者然としている。実際、日本のボクシングジム関係者に聞いてみても「チャンピオンが中央に立って、横でベルトを持つのはマネージャーやトレーナーがやること」だという。

 先日のライセンス取り消し処分で、日本では一切のボクシング活動ができなくなった史郎氏は、世界王座を管理するWBCからも「90日間、ボクシングに関わる活動を禁止する」という処分を下されている。和毅が現在保持している中南米王座はそのWBCが管轄するもので、こうしたプロモーション活動も本来は制限されるべきだが、当の史郎氏は"選手の父親"という肩書きで抜け道を潜った形だ。

「このタイミングでわざわざ紙面に登場したのは、処分をした日本の関係者に対する当てつけでしょう。何しろ和毅の次戦は関係者が神経を尖らす"4月30日"なんですから」(前出関係者)

 4月30日というのは、業界の盟主、帝拳プロモーションが総力をあげて行なう世界タイトルマッチの興行と同日だ。ここではWBC王者の長谷川穂積と、日本が加盟していないWBO王者のフェルナンド・モンティエルが対戦する夢のチャンピオン対決が組まれている。

「史郎氏の処分に関する行事を4月上旬に集中的に行なったのは、業界関係者が帝拳に気を使った形なんです。それなのに、海外とはいえ、よりによって和毅の次戦を同日にもってくるとは、ボクシング業界全体にケンカを売るようなものですよ」(同)

 確かに、史郎氏が処分を受けてから初の亀田兄弟の試合で、それも宣伝活動に史郎氏が登場したとあっては、メディアもこれを軽視はできない。

 先の恫喝騒動は海外のボクシングニュースサイトなどでも広く取り上げられ、皮肉にも史郎氏は世界のボクシングファンの間でも有名人になってしまっている状況だ。勧善懲悪が受けるメキシコマットでは、その悪名を利用したい興行関係者もいるとささやかれるほど。

 一説には、亀田への厳しい処分は帝拳の本田明彦会長の意向が働いたともいわれており、亀田側がその逆襲に出たという見方もできるが「もし史郎氏がリングサイド最前列の客席から和毅に指示を飛ばしたりすれば、またマスコミは騒ぐでしょうから、下手すれば帝拳の興行はその話題に食われてしまう」(前出関係者)と不安は大きい。

 時差があるとはいえ、長谷川穂積の試合そっちのけでスポーツ紙やワイドショーで史郎氏が取り沙汰されることのないように願うばかりだ。

◆メキシコ「ESTO」紙
http://www.oem.com.mx/esto/notas/n1596360.htm



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