亀田問題「民主党・小沢よりひどい!」東日本ボクシング協会の取材規制に記者激怒

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 東日本プロボクシング協会が、4月12日に亀田史郎氏の処分に関して開いた記者会見は、各スポーツ紙で「腰砕け」「弱気」とバッシングを浴びたが、実はこの取材現場でも記者たちから不満の声が上がっていた。

『取材いただけるのは、運動記者クラブ・ボクシング分科会所属の報道機関のみに限らせていただきます』

 こんな張り紙が入り口に提示され、一部の記者たちが入場を拒まれたのだ。

「記者クラブに入っているのはテレビとスポーツ紙、専門誌だけ。他はみんな締め出されてしまったんです。立ち往生した記者たちは"何とか入れないのか"と抗議したんですが、聞き入れてもらえなかった」(入場を拒否された週刊誌記者)

 この日、記者クラブ以外の記者たちが集まったのは理由がある。前回、6日の記者会見では入場制限はなかったからだ。

 規制のなかった6日の会見では、大橋秀行会長が「理事たちから除名という厳しい意見がほとんどだった」と語り、亀田ジム消滅が確実視された。その処分は1週間後の12日に言い渡される見通しになっていたのだが、この12日の会見では態度が一転。亀田側から出された"史郎氏のライセンス返上、ジムの活動自粛"という申し出を丸のみし、処分を先送りしてしまった。当然、これで亀田ジムの除名は回避された。

 「ここで急に協会が取材規制したのは、批判されることを予測していたからとしか思えない」と同記者と話す。

「この会見の一時間後、民主党・小沢一郎幹事長の会見は、入館時に身分証の提示こそありましたが、取材規制なんてありませんでした。ボクシングは政治とは違いますが、公益性には変わりない。協会のホームページでは"競技人口の底辺拡大を図る"とか書いておいて、こんな旧時代的なやり方をするのですからボクシングの発展なんてあるわけがない」(同)

 プロボクシングの取材規制といえば亀田兄弟が有名だ。亀田は自分たちに批判的な論調のメディアは全て取材規制を行なってきた。

「おかげでボクシングを取材するメディアがどんどん減っていますよ。今回はその亀田を処分する側が、その亀田手法で報道規制をかけたんですから、業界はこんなところまで亀田寄りなのかと思いましたね。興行の取材規制ならともかく、公的な意味合いもある協会やコミッションが取材拒否なんて馬鹿げていますよ」(同記者)

 激怒した記者たちはそのまま会場を後にしたというが、それでも会見ではクラブ所属記者からのバッシングを浴び、協会の弱腰体質が浮き彫りになった。

 亀田について改善を試みる以前に業界の体質にも問題があると言えそうだ。



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