インテル、ユーヴェを下して暫定首位/セリエA
16日にセリエAのインテル対ユヴェントス戦が行われ、インテルが2−0と勝利して、暫定ながら首位に返り咲いた。

前半は拮抗した試合となったが、ユヴェントスは37分にシッソコが2枚目のイエローで退場となったのが響いた。インテルは後半の猛攻がようやく75分に実り、マイコンがボレーシュートで先制。ロスタイムにはエトーが追加点を入れた。

ユヴェントスのアルベルト・ザッケローニ監督は、シッソコのレッドカードに不満を隠せず、「シッソコの退場が試合の流れを変えてしまった。いい立ち上がりで、絶対失点しないと思っていたのに、あの出来事だ。主審に文句を言ったことは一度もないが、常識的に言って、こんな大事な試合があんな些細なことで影響されるべきじゃない」と話した。

インテルは勝ち点でローマを2ポイント上回りに首位に浮上。ただし、ローマがラツィオとのダービーに勝利すれば順位は再び逆転する。一方、ユーヴェは勝ち点51で6位のまま。CL出場圏内を目指すには痛い敗戦となった。