お金持ちになったらいつかは乗ってみたい飛行機のファーストクラス。大雑把に見積もると、その値段は国際線の場合、エコノミークラス(割引運賃)の20倍前後もするそうです。例えば成田空港からアメリカ・JFK空港までだと約200万円。いったいどんな人が乗っているのでしょうか。

 日本と外資系の航空会社に計16年間勤務し、多くのVIPサービスを担当してきた元CA(キャビンアテンダント)の美月あきこさんは、ファーストクラスの常連客のなかから、特に創業社長に注目して、その共通点を自著『ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣』で紹介しています。

 メモをどんどん取る、朝の時間を大事にする、声が聞き取りやすい、姿勢がいいなど、その内容はちょっと意識して生活すれば、読んだその日から真似できるシンプルなことばかり。なかでも興味深いのは、ファーストクラスの乗客はオウム返しを多用するということ。例えば、

「○○様、いつも搭乗ありがとうございます。本日担当いたします、美月でございます。何かございましたらご遠慮なくお申しつけくださいませ」
「ああ、今日担当してくれる美月さんね。どうぞよろしくね」

 といった具合に、相手の話の一部を繰り返します。この技法をさまざまな会話をするなかで自然に用いることで、重要なポイントを確認するとともに、相手に対しても話が伝わってるという安心感を与えるのです。これなら口下手な人でも使えますよね。

 ちなみにこの技法、「笑っていいとも!」を見ていると、タモリさんがゲストに対してよく使っているそうです。ということは、オウムになればファーストクラスに乗れるだけでなく、名司会者にもなれるかも!?



『ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣』
 著者:美月 あきこ
 出版社:祥伝社
 価格:1470円
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