先日、レノボ新製品の体験イベントに参加してタブレット型ネットブック「IdeaPad S10-3t」を始めとする新製品を触らせてもらったことをお伝えしましたが、その新製品群の中からマルチメディア向けデスクトップPC「IdeaCentre A600」とエントリーノートパソコン「Lenovo G560」を借りることができたので、その際だった機能を触ってみました。

パソコンはどんどん低価格化が進み、デスクトップパソコンはもちろんのことながら、ネットブックや「CULV」と呼ばれる低価格ノートパソコンの台頭を受けて、ノートパソコン全体の価格も下落を続けていますが、そんな中でも埋もれてしまわない、他には見られない機能が搭載されています。

詳細は以下から。
最も大きいコレは「IdeaCentre A600」。ワイド液晶一体型のオールインワンPCで、OSはWindows7 Home premium(64bit)。CPUはインテルのCore2Duoプロセッサー P8700 2.53GHz、メモリ容量は4GB(最大4GB)。ビデオチップはATI Radeon Mobility HD 4530を採用しています。光学ドライブはスロットイン形式のDVDスーパーマルチドライブで、インテルのWireless WiFi Link 5100AGNとBluetoothを内蔵(30115FJモデル)。3月13日から販売が開始されていますが、今回触らせてもらったのは30115FJという4月10日から販売されるリモコン付きモデル。


左からワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウス、ワイヤレスリモコン。


液晶のサイズは21.5型ワイドのフルHDサイズ。パソコンだと言われなければテレビに見えなくもないデザインになっています。


液晶上部にはカメラが内蔵されています。


横から見ると本体が美しい曲線を描いています。モニター角度は柔軟に調節可能で、設置箇所にあわせて見やすい角度に変更できます。



液晶に向かって左側にあるのが電源スイッチや6in1マルチ・カード・リーダー。USBポートも2つ備えられており、有線マウスやUSBメモリを使うときに便利。


本体背面側。


オレンジ色が目を引きます。


USBポートが4つ。あまり抜き差ししない機器はこちらに接続することになります。


右側面はボタンなどの類がなく、非常にすっきりしています。


ここにスロットインDVDマルチドライブを搭載しています。ディスク挿入時はレーベル面を本体裏側に向けて挿入します。


PCの正面に座っていると、このようにデータ記録面が見えることになります。


イジェクトボタンがないため一瞬戸惑うかも知れませんが、シールに記されたとおり液晶前面側にスイッチがあります。


ココ。普段はパネルが消灯しており、パネル付近に触れることでスイッチが光るようになっています。


A600付属のワイヤレスキーボード。左下にFnキー、その隣にCtrlキー。右上はDelキーで、テンキーはなし。


キーボード左端にはマウス左ボタンと同じ役割を果たすボタンが設けられています。


右側には各種ボタンを備えたパネルとタッチパッドを装備。マウス無しでもほぼ同等の操作が可能です。


パネルにはボリューム調整のほか、インターネットやメールへのショートカットも設定されています。


ちなみに電源は単4電池を使用。


マウスはオーソドックスな2ボタン+ホイールのワイヤレスマウス。



4月中旬に発売される30115FJモデルから同梱されるBluetooth内蔵4in1リモコン。


見た目の通り、振って楽しむバーチャルコンソールゲームのコントローラーとして使用できるほか、通常のマウスの代わりにレーザーポインターのように画面に向けて使用するAir mouseとして、音楽や映画などを管理したり鑑賞したりするWindows Media Centerとして、アプリケーションをインストールしてインターネット電話(VoIP)の受話器として、と使い分けることが可能。


多様な用途に応えるように、いろいろなボタンがついています。


実際にこのリモコンを使ってバーチャルコンソールゲームを遊んでみることにしました。まずはボウリングゲームにチャレンジ。挑戦者はシスの暗黒卿として有名なダース・ベイダー卿。
「IdeaCentre A600」のボウリングゲームでストライクを取ってみた


今度はフェンシングゲームに挑戦。ライトセイバーを操るベイダー卿にとっては容易いゲームです。
「IdeaCentre A600」のフェンシングゲームで金メダル獲得


外観の次は中身をチェック。まずはCrystalDiskMarkで測定したHDDのベンチマーク結果。一番上の段が連続した領域に対する読み書き速度を表したシーケンシャルアクセスの値。二段目と三段目は分散した領域に対する読み書き速度を表したランダムアクセスの値。


こちらはCrystalMark 2004R3で測定した総合ベンチマークの値。


詳細な値の一覧。HDDの欄を見ると、ちゃんとCrystalDiskMarkと同じような値になっているのが確認できます。


Windowsエクスペリエンスインデックスではグラフィックスの「5.0」が最低で他のほとんどの数値は6以上という高い水準を示しました。マルチメディア対応を謳っているので、高い数値なのは当然といえば当然のことです。


お次に触るのは「Lenovo G560」。エントリーモデルのベーシックなノートパソコンです。OSはWindows7 Home Premium(64bit)、CPUはインテルのCore i5-430Mプロセッサー 2.26GHz。ターボ・ブースト利用時は最大2.53GHzになります。メモリ容量は4GB(最大8GB)、ビデオチップはCPU内蔵のインテルHDグラフィックス500MHz-766MHz。光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブを搭載、IEEE 802.11 b/g/n Wireless LAN内蔵。



右手を置くあたりにあるのが5in1マルチ・カード・リーダー。


PCに向かって左側面にファンやLANポートなどが集められています。


USBポートの右側にあるのはUSB/e-SATAポート。さらにHDMIポート、Expressカードスロットを備えていて、普通のベーシックノートPCよりも拡張性に優れている印象。


向かって右側面にはDVDマルチドライブを内蔵。こちら側にもUSBポートが1つ。


S10-3tはうっすらと四角い柄が入っていましたが、G560も薄く幾何学的模様が入っています。


ACアダプタは小さめ。



カバンに入れて持ち歩くとしても、それほどかさばらないサイズです。


広い底面には3箇所の吸気口が設けられています。メモリ交換、HDD交換は同じ1つのカバーを外すだけです。


PCの後ろ側はバッテリーを取り付けることもあり、端子などは設けられていません。


開いたところ。


タッチパッドが左に寄っているように見えますが、これはキーボードがテンキー有りなため。


タッチパッドはクリック部分までフラットなもの。


G560も液晶上部にカメラを内蔵。顔認証機能(ベリフェイス)に使用します。


キーボード上部左側にある電源ボタン。その右側にあるオレンジ色の模様入りキーが「OneKey Rescue System」キー。


キーボード上部右側にはミュートボタン、ボリュームボタン、そして「OneKey Theater」ボタン。


OneKey RescueというのはOSが起動していなくてもシステムやデータ復旧、ウイルススキャンを行うことができるというシステム。もちろん、OS起動中にもキー一つで呼び出すことが可能です。また、普通のソフトウェアとして起動することもできます。


まず最初にバックアップのデフォルトパスが表示されます。


できることは3つ。1つ目はパーティションを丸ごとバックアップする「システムバックアップ」。


2つ目はシステムのバックアップポイントか初期状態までコンピュータの状態を戻す「システムリカバリ」。


3つ目は任意のバックアップ内容か出荷時のデフォルト状態から起動可能なリカバリディスクを作成する「リカバリディスクの作成」。


何はともあれバックアップが大事なので、システムバックアップをすることにします。他のアプリケーションはすべて終了させておきましょう。


ソフトウェア起動時に最初にパスが指定されているので、あとは「次へ」をクリックするだけ。



本当に実行するか聞かれるので「はい」をクリック。


バックアップのための初期化が始まりました。


現在バックアップ中。その速度は毎分1.97GBで、これはバックアップソフトとしてはかなり高速。


バックアップ完了。


最終的な速度は毎分1.45GBでした。



本当にバックアップが行われているのかチェック。最初に指定されたパスの場所を見に行ってみると、「Lenovo」という隠しフォルダが生成されています。


その中身はこんな感じ。約100MBごとに分割されたファイルが大量に作られていました。


次は実際にOneKey Theaterで動画を再生してみます。この機能はディスプレイとサウンドエフェクトをノーマルモードからムービーモードに切り替えられるというもので、名前の通りタッチセンサー式のキーを1回押すだけで映画を楽しめるようになっています。

今回テストに使用したのは2010年公開予定の映画「Robin Hood(ロビンフッド)」の予告編映像です。動画をYouTube用に変換しているため変化の幅が小さくなっていますが、ムービーモードに切り替えると音声の周波数を拡張し、重低音・高音を可聴域で出力してくれるほか、音のゆがみを防ぎ、音量を大きくしてくれます。また、映像も彩度やコントラスト、アンチエイリアス、異方性フィルタリング、ミップマップ詳細レベルの設定により、より鮮明かつ滑らかに再生してくれるようになります。

YouTube - 「Robin Hood」予告編映像をLenovo G560の「OneKey Theater」で再生


CrystalDiskMarkで測定したHDDのベンチマーク結果はこちら。


CrystalMark2004 R3での総合ベンチマーク結果はこちら。



Windowsエクスペリエンスインデックスの結果。ゲーム用グラフィックスは4.9と高く、ゲームや動画再生も平気でこなせるノートPCであることがわかります。


ちなみにACアダプタは機種によってかなり形状・大きさが異なっています。上からIdeaCentre A600、Lenovo G560、IdeaPad S10-3t、それぞれのACアダプタ。


機能が違うとここまでサイズが違うのか、というぐらいに差がありますね。


IdeaCentre A600Lenovo G560IdeaPad S10-3tの3機種ともすでに発売済みなので、気になる人は店頭でチェックしてみて下さい。

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