究極の珍書! おげれつ語呂合わせで世界史を勉強『エロ語呂世界史年号』

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 ハドリアヌス帝、マラトンの戦い、といった言葉につい反応してしまうのが中学生男子の常。マンコ・カパック二世(インカの皇帝)なんて隠語そのもの。ヌルハチ(清王朝の創始者)というのも、ぬるぬるしてそうでなんだかエッチですね。

 そんな中二病的発想で作られた参考書が『エロ語呂世界史年号』(社会評論社)。男女のシンボルマークをあしらった教科書風の装丁が、エロ賢い印象を与える。紀元前から現代まで、スケベな語呂合わせで世界史が楽しく勉強できる逸物だ。その語呂合わせが「ち○こ、ま○こ、S○X」と、とてつもなく下劣。隣の席の女子から「男子って、しょうもな!」と罵られること請け合いの、史上最低の参考書である。暗記用赤シート、エロ語呂流数字の読み一覧、エロ用語ミニ辞典も付いていて勉強になりマス。

 書くのも憚られるエロ語呂世界史年号を少しだけ紹介しよう。

◆960年 北宋成立
「黒まる(960)肌みて、ほくそ(北宋)笑む男、口臭(後周)がひどい。節度知(節度使)らずに調教陰(趙匡胤)惨を極め、解放(開封)を望む女」

 調教プレイ時にも歯は磨いたほうが良い。

◆1480年 モスクワ大公国自立
「年バレ(1480)て、もうすぐ話題、こう濃く(モスクワ大公国)ちゃ。人に言わんが、させ(イヴァン3世)てもらったジジイ、必殺テク、コテコテの名(ビザンツ帝国 皇帝の姪)器で満足。「祖父イヤ!(ソフィア)」とつわり(ツァーリ)ながら嘆く少女」

 王宮のただれた関係が忍ばれる。コテコテの名器とは一体どんなものなのだろう。

◆1991年 ソ連崩壊、CIS成立
「低く位置(1991)を定め、『そーれ!(ソ連)』とシス(CIS)ターのスカートめくる。露出(ロシア)したのを見て、ヘラ(ベラルーシ)ヘラしたらシスター泣き出す。う、暗いな(ウクライナ)......」

 シスターのスカートをめくるけしからん子ども。めくったのは神父かもしれない。

「本書を読む際には、『よくもまあ、こんなバカバカしいことを思いつくよなぁ』と呆れながら、そしてツッコミを入れながら気軽に楽しんで頂ければと思います」と著者の江口氏は語る。

『もえたん』(三才ブックス)に始まる静かな参考書ブームの昨今。エッチなことばかり考えて、年号がアタマに入らない受験生(試験に受かるかどうかは別問題だが)必携の書だ。大人になってもエッチなことばかり考えている諸兄にも、こっそりオススメしたい。
(文=平野遼)

江口五郎(えぐち・ごろう)
語呂合わせ術・江口流秀句道継承者。作り出すエロ語呂の大胆さとは裏腹に、小心者なので人前には出たがらない。今日も日本のどこかでひっそりと語呂を作っている。



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