サンプドリアFWアントニオ・カッサーノは11日に行われたジェノアとのダービーマッチで決勝点を記録した。彼がダービーでゴールを奪うのはこれが初めてではない。カッサーノが得点を挙げたダービーマッチは、これが4つ目なのだ。

カッサーノが最初にダービーでゴールを記録したのは、10年前の2000年4月16日。バーリがレッチェを3−1と下した試合で、チームの3点目となる得点を挙げた。続くローマ時代には、ラツィオとのダービーで2ゴールをマーク。1点目は1−1のドローに終わった03年3月8日。2点目は3−1と勝利した05年1月6日で、このときは同点ゴールだった。さらに、レアル・マドリーでもアトレティコ・マドリーとのダービーで得点を記録しており、2−1と勝利した06年3月4日、ロベルト・カルロスのクロスから2点目となるゴールを決めている。

サンプドリアのルイジ・デル・ネーリ監督はジェノア戦後、今季途中にしばらくカッサーノをメンバーから外したことは、チームにとっても本人にとっても良かったと明言した。チームにとっては失った自信を取り戻すため、カッサーノにとっては“ソリスト”という特徴に別れを告げ、新たなサッカー人生を始めるために役立ったということだ。ジェノア戦でチームメートのアシストからカッサーノがゴールを奪ったことが、それを物語っている。それがダービーであれば、喜びと興奮は2倍だろう。

なお、カッサーノはジェノア戦の前半で左足首をねん挫しており、現在は回復を目指している。サンプドリアはこれからホームにミランを迎え、その翌節は敵地で首位ローマと対戦。カッサーノにとっては”彼の“ローマとの一戦だ。サンプドリアがヨーロッパの舞台に躍り出るかどうかは、この2試合に懸かっている。