フジテレビ「すぽると!」(9日放送分)では、野球解説者の江本孟紀氏、そして、同じく野村克也氏が、歴代最高の4番バッター・ベスト5をそれぞれ選んだ。

まず、江本が選んだベスト5は以下の通り。

5位・江藤慎一
4位・土井正博
3位・野村克也
2位・田淵幸一
1位・王貞治

野村氏が3位に入っていることで、当の本人は「大分、お世辞入ってるね」と皮肉ったが、江本氏は「僕の選んだ基準は、ナンバー1は(野村)監督だと思うんですけど。王さんは5年間対戦して(江本氏が)一番打たれていない4番バッター。田淵さんの場合は、飛距離ですね。ホームランバッターであれだけ飛距離を伸ばした人はそうはいない。右の4番はインコースを打つ人が4番バッター。監督はどちらかというと怖がりだったんだけど、インコース打つのがうまかった」と個人的な対戦経験を織り交ぜて説明した。

だが、野村氏は「監督の立場からすると中心選手ですから、鏡になる打者、これが4番だと思う」と持論を述べ、以下の通りに挙げると、「他の選手に“王を見習え”、“落合を見習え”って言えるじゃないですか」と、その理由を述べる野村氏だった。

5位・松中信彦
4位・松井秀喜
3位・スペンサー
2位・落合博満
1位・王貞治