6日のチャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグで、アーセナルを本拠地カンプ・ノウに迎えるアーセナル。ケガ人続出のアーセナルが“復活”を願っているのに対し、バルセロナのペップ・グアルディオラ監督は、ファーストレグでも違いとなったMFセオ・ウォルコットのスピードを警戒しっている。

「彼はピストルでも止められないだろう。それは、100メートルを10秒37で走るという事実が示している。サッカー選手にとっては信じられない数字だよ。どんなDFであっても、彼と並ぶことはできないだろう。我々のチームが束になっても、ウォルコットはそれ以上に速いんだ。彼を止める唯一の手段は、彼にボールを触らせないことだけだよ」

グアルディオラ監督の警戒が正しいことは、ウォルコット本人が証明している。正確に何秒で100メートルを走れるか、イギリス『デイリー・スター』に聞かれた同選手は、「10秒3だよ。14歳のときは11秒フラットだったけどね」と答えているのだ。

アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督はウォルコットについて、「スタメンで出ることもできるし、途中出場して違いをつくることもできる」と話している。先発で出ないとなれば、バルサにとっては幸運となるかもしれないが…。