インテルは6日のチャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグで、CSKAモスクワと対戦する。インテルにとって不利な条件の一つと見られているのが、CSKAが使用するルジニキ・スタジアムが人工芝のピッチである点だ。

5日の前日会見に応じたFWゴラン・パンデフは、人工芝のピッチを気に入っていないようだ。同選手は「ほかのピッチと違うのは間違いないだろうね。僕にとっては初めてのことだし、難しかった。はね方が全然違うんだ。ボールのスピードもね」と話している。だが一方で、DFマイコンは「人工芝のピッチ? とても良いよ。僕は好きだね」と語った。

いずれにしても、パンデフにとって今はおとぎ話のような時期だと言えるだろう。わずか6カ月前、彼はラツィオでクラブと対立し、チームから外されていた。だが今、状況は完全に変わったのだ。パンデフは今の状態について、次のように話している。

「もちろん、ここモスクワに自分が来ることになるなんて想像していなかった。でも、インテルを選んだときから、こういう満足を得ることができるかもしれないとは分かっていたよ。コンディション? 6カ月もストップした後で、3日おきに試合をすることは、決して簡単じゃない。でも、今は前より調子が良くなったよ」

「僕らはファーストレグで外してしまったゴールを決めようとしなければいけない。ファーストレグではもっと得点を奪わなければいけなかったんだからね」