キム・ヨナが「世界で影響力のある100人」で第2位、ピも急浮上で組織票疑惑が浮上

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米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」で、2010年の候補者200人が発表された。現在行なわれているオンライン投票と審査を経て、ベスト100人に絞られるのだが、日本や韓国のネット上では不可解なオンライン得票数が集まっているとして組織票疑惑が浮上している。

現在、ノミネートランク1位は米歌手のレディー・ガガ。2位はキム・ヨナで、オバマ米大統領やスーザン・ボイル、ビヨンセ、ジェームズ・キェメロン監督など、そうそうたる面々をおさえてのランクイン。同誌はキム・ヨナのノミネート理由を、「2010バンクーバー冬季五輪で、世界新記録を打ち立て、韓国にフィギュアスケート史上初金メダルをもたらした」と説明している。

また、韓国からはキム・ヨナと共に歌手のピ(Rain)もノミネート。歌手と俳優としての活躍が評価されてのノミネートだが、なんとこちらもキム・ヨナに次いで第3位をマーク。
そのため、日韓のネットユーザーたちからは、このランキングに異論が噴出している。

<日本のネットユーザー>
「確かに悪い意味で影響力がある」
「五輪歴代最高得点に異議あり!」
「採点方法を変えることへの影響力?」
「組織票丸出し」
「レイン(失笑)ありえない」
「組織票って恐ろしい」
「ピが上位?韓国限定じゃない?」

<韓国のネットユーザー>
「ヨナは分かるが、ピの票数は操作している。米国でビを知っているのは同胞くらい」
「ピは最近なにもしてないと思うが?売り上げを伸ばすためピを候補に挙げたのか?」
「ピは違うだろ。誰が見てもピをアピールする操作」

など、ピの得票数については明らかにおかしいといった雰囲気だ。
たしかに、キム・ヨナは「いい意味」でも「悪い意味」でも世界的に影響を与えたと言えるが、3位のピの得票数はどう考えても意図的な操作としか考えられない。ベスト100人は5月1日に発表。その時、どのような結果になるのだろうか。

4月6日午後4時の時点での1位〜10位のランキングは以下のとおり。

1位Lady Gaga(184930)
2位Kim Yu-Na(131350)
3位Rain(117263)
4位Conan O'Brien(102489)
5位Adam Lambert(73749)
6位Sachin Tendulkar(53479)
7位Shah Rukh Khan(45585)
8位Robert Pattinson(44500)
9位Dana White(41020)
10位Han Han(37753)


参照:The 2010 TIME 100 Poll - TIME
参照:キム・ヨナ、タイム誌「世界で影響力のある100人」投票数全体の2位を疾走 - スポーツ朝鮮

(文:林由美)

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