ネットユーザーがネットに書き込んだ韓国艦沈没理由を国防相が反論の書き込み

写真拡大

韓国軍艦の沈没原因についてさまざまな憶測が流れる中、ある韓国ネットユーザーがネット上に書き込んだ沈没原因の推測に関心が集まっている。なぜなら、その書き込みが行なわれた数時間後、韓国の国防相が反論する内容を同掲示板に行なったからである。

某韓国ネットユーザーは3月31日午前2時過ぎ、ポータルサイト「ダウム」の「アゴラ」掲示板に「航海士が見た哨戒艦の沈没原因は浸水だ」という題で独自の見解を書き込んだ。このネットユーザーは自身が航海士であると紹介した上で、これまでの経験と知識に基づいて今回の沈没原因を推測。「潜水夫は、船首と船尾の切断面が滑らかな切り口だったと証言している。外部からの衝撃(魚雷、爆発、ミサイル攻撃)ではきれいな切断面はできない」と外部攻撃説を否定し、沈没原因は水圧に耐えられなかった船尾部分の浸水である可能性が高いと分析した。

さらに、軍艦に乗船していた将校らが船首のブリッジ付近にいたとされることについて、「事前に沈没するという報告を聞き、対策準備のために集まっていたのでは」と推測し、船尾の捜索で最初に向かったのが軍艦ではなく小さな漁船だったことについても、「海軍がわざと探さなかったのでは」といくつかの疑問を書き込んだ。

すると同日午前11時過ぎ、国防相の広報室政策広報担当官が「国防相の立場」という題名でこの書き込みに反論。ネットユーザーの浸水による沈没という見方について、「『天安』は1989年から任務に当たっている。海軍艦艇の平均寿命は30〜40年であり、これまで忠実な整備を行なってきたので業務に問題はなかった」と否定した。

また、将校らが船首部分に集まっていたのは士官会議中だからであり、沈没は予想不可能だったと主張。船尾をわざと探さなかったのではないかという疑問については「近くにいた漁船が情報提供してくれたことは感謝する」としながらも、「政治的な意図で事件を隠蔽しているのではないかという意見があるが、行方不明者たちの家族の気持ちを考えると非常に遺憾」と書き込み、国防相の立場を明らかにした。

国防相が反論の書き込みをするという異例の出来事に、多くのネットユーザーたちも驚きを隠せない様子。だが、逆にネットの書き込みも大きな影響力があることを知ってか、現在もさまざまな意見や質問が活発に飛び交っている。

参照:アゴラ
参照:「航海士が見た哨戒艦の沈没原因は浸水だ」 - アゴラ


(文:林由美)

■【韓フルタイム】とは……
【韓フルタイム】とは韓国に特化した情報を提供する媒体です。
韓国に詳しい専門の日本人記者が取材、執筆を行っております。
韓国中心の出来事をいち早くお届けできるように頑張っていきます。