非正規労働者の雇止めがさらに拡大し、6月までに約8,000人が失職又は失職予定であることなどが分かった。全国の労働局と公共職業安定所が、非正規労働者の雇止め等の状況について事業所に対する任意の聞き取り等により把握した状況を、厚生労働省が3月報告(速報)としてまとめ公表した。

 報告によると、派遣又は請負契約の期間満了、中途解除による雇用調整及び有期契約の非正規労働者の期間満了、解雇による雇用調整について、2008年10月から2010年6月までに実施済み又は実施予定として、2月報告以降に新たに把握できたものは、3月18日時点で全国の163事業所7,192人となり、2010年3月から6月までの間に雇止めとなる非正規労働者は合計で7,977人となった。

 就業形態別の対象増加人数と割合は、「派遣」が1,630人(22.7%)、「契約(期間工等)」が2,088人(29.0%)、請負が593人(8.2%)、その他(パートなど)が2,881人 (40.1%)となっている。

 2008年10月から2010年6月までの非正規労働者の雇止めの累計は、26万9,790人(4,955事業所)で、その内訳は「派遣」が14万8,634人(2,587事業所)、「契約(期間工等)」が6万2,533人(1,411事業所)、「請負」が2万834人(245事業所)、「その他」が3万7,789人(1,455事業所)となる。
非正規労働者の雇止め

派遣スタッフ平均時給 19カ月連続で前年同月を下回り、最低額を更新
派遣労働者が大幅に減少 アルバイトになれば収入激減
派遣の契約更新が難しくなってきたと実感  約7割

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