ソニーが昨年9月に発売された薄型PS3を除く従来モデルのPS3から、Linuxなどの他のOSをインストールできる機能を削除することを発表しました。

機能の削除は強制ではなく選択制ですが、他のOSを使い続けたい場合は最新のサービスやコンテンツが利用できなくなるとのこと。

詳細は以下から。
PlayStation.com(Japan) | インフォメーションセンターからのお知らせ


公式ページに掲載された情報によると、ソニーは2010年4月1日(木)に提供予定のPS3向けの最新システムソフトウェア「バージョン3.21」において、新型PS3(CECH-2000シリーズ)を除く従来モデルのPS3に搭載されていた「他のシステムのインストール」に関する機能を削除するそうです。

このようなアップデートが行われる背景について、ソニーはセキュリティの脆弱性に起因する問題に対応するためであるとしており、アップデートによってユーザーはより安全な環境下で、ソニーおよびコンテンツメーカー各社から提供される幅広いジャンルのゲームやエンタテインメントコンテンツを楽しめるとしています。

なお、このアップデートは強制ではなく選択制となっており、将来にわたってシステムソフトウェアのアップデートを行わない限り、ユーザーは他のOSを利用し続けることができるとのこと。

しかしアップデートを行わない場合、PlayStation Networkや「バージョン3.21」以降で動作するPS3向けゲームソフトおよびBlu-ray Discビデオコンテンツ、メディアサーバー上にある著作権保護されたビデオの再生などが利用できなくなるほか、新機能や動作品質の改善などのアップデートを受けられなくなるとされています。

さまざまなゲーム機で違法コピーが問題となる中、PS3は現時点で唯一コピーソフトが動作しない強固なセキュリティを誇るゲーム機であるため、今回の措置もその一環である可能性が考えられますが、PS3を利用して動画のエンコードを高速に行うことができるソフトウェア「CodecSys CE-10」が登場するなど、他のOSをインストールできる機能を用いた魅力的な製品も登場していただけに、少し残念かもしれません。

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