平野綾が円形脱毛症や不眠症に、事務所から「暫くの休養」言い渡される。

写真拡大

「涼宮ハルヒの憂鬱」の涼宮ハルヒ役や「らき☆すた」の泉こなた役などで知られる人気声優の平野綾が、所属事務所から「暫くの休養」を言い渡されたことを公式ブログで報告している。また、休養期間中に受けた人間ドックでは異常はなかったものの、最近は円形脱毛症や不眠症の兆候に悩まされていたそうだ。(※3月29日午前2時、最下部に追記あり)

3月28日に更新されたエントリー「ご心配をおかけしてすみません。」では、まず、約2週間にわたってブログの更新が停止していたことを謝罪。「言えない部分も多いですが少しずつ説明させてください」とした上で、現在の状況を明かしている。

3月14日のエントリーで報告していた通り、平野綾は今月上旬に胃腸炎で入院していたが、それに伴い出演を予定していたイベントなどがキャンセルされていた。ただ、本人としては「絶対イベントに出たかった」との想いが強く、「イベントは私にとってかなりのモチベーション」だったが、退院時点ではすでに決まったこととして聞かされ「ショックでより気持ちが沈んで」しまったという。そのため、事務所からは「暫くの休養」を言い渡されたそうだ。

事務所は休養の条件として人間ドックに行くことを命じ、先日、休養に入ってすぐに受けたところ「どこも異常はありませんでした」とのこと。身体に問題がなかったのは幸いだが、体調の不良はすべて「精神的なもの」だと言われ、「円形脱毛症や不眠症の兆候が最近現れていたので、全て納得」できたという。

休養期間中は「なんとしても体を治さねばならないと家から一歩も出ず、思い詰め辛いだけだった日々」だったが、いろいろな人に助けられたそう。そして「穏やかさという自分には持ち得なかった性質に、解決の糸口があればと思っています。精神的不健康が取りのぞかれるように、私は私を主張していきます」とつづり、さらに「この先発言が規制されるかもしれないので、本当のことを言えるのは最後になるかもしれませんが、待っていてください」と、“規制”という穏やかではない表現を用いている。

エントリーは全体的に苦悩が漂う内容。最後は、次のような言葉で締めくくられている。

「私は声優でありたい。アーティストでありたい。表現者でありたい。必ず、何倍にも凄くなって帰ってきます」


(3月29日午前2時追記)

平野綾は3月29日にもエントリー「心配すんな」を更新。「あやは元気です。明日から休養が明けて仕事が始まります」としており、事務所から言い渡された休養期間は終了した模様だ。ただ、28日付けエントリーにつづられた意味深な内容については「感情は全部吸収して、仕事でいっぱい放出するのさ!」とするのみで、それ以上は触れていない。