試合タイムは3分強――、それでも12戦12勝のキャリアでは過去最長のファイトだったカーウィン。試合後にはレスナーとの王座統一戦を誓った

写真拡大

3月27日(土・現地時間)、米国ニュージャージー州ニューアークのプレデンシャル・センターで開催された、UFC111「St-Pierre vs Hardy」。メインイベントでは、昨年7月のUFC100以来、スタンド、テイクダウン、サブミッションを分け隔てなく操る世界最高峰のコンプリートファイター=ジョルジュ・サンピエール(以下、GSP)がオクタゴンにカムバック、UFC4連勝でチャンスを得たダン・ハーディーを相手にUFC世界ウェルター級王座防衛戦を行った。

試合は序盤からテイクダウンを連発するGSPに対してハーディは防戦一方。立ち上がっても、すぐさま次のタックルがハーディを待ちうけ、倒されればパスガードからパウンド&エルボー。さらには、1Rに腕十字を、4Rにはキムラアームロックを極められた。サブミッションこそ驚異的な忍耐力で凌いだハーディだったが、5R=25分間を通して攻勢となる場面はなく、まさに完全無欠の防衛に成功したといえるGSPではあったが、強すぎるが故にどこか消化不良とも呼べる一戦になってしまった。

また、セミファイナルでは、王者ブロック・レスナーの不在により、昨年11月に王座挑戦予定だったシェーン・カーウィンと、元世界王者フランク・ミアーが暫定王座戦を賭けて激突した。

ここまでMMA11連勝中のカーウィンは、過去最高の対戦相手ミアーも同様、1R3分台で攻略、怒涛のパンチを叩き込み、TKO勝利を挙げた。この勝利により、前人未到の12試合連続1R一本勝ちという強さで暫定王者となったカーウィン。試合後にはレスナーと握手を交わし、王座統一戦での対戦を誓った。

■関連リンク
MMAPLANET公式サイト
公開計量終了、王者GSPにちょっとした変化!?
目玉カード消滅も、ウェルター級初陣勢に注目
鉄壁のサンピエール×穴のなくしたハーディ

<UFC111 St-Pierre vs Hardy 全試合結果>

第9試合 UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R
[王者]
○ジョルジュ・サンピエール
(カナダ)
5R終了
判定
詳細はコチラ
[挑戦者]
ダン・ハーディ×
(英国)
第8試合 UFC世界ヘビー級暫定王座決定戦/5分5R
×フランク・ミアー
(米国)
1R3分48秒
TKO
詳細はコチラ
シェーン・カーウィン○
(米国)
第7試合 ライト級/5分3R
○カート・ペルグリーノ
(米国)
2R4分20秒
リアネイキドチョーク
詳細はコチラ
ファブリシオ・モランゴ・カモエス×
(ブラジル)
第6試合 ウェルター級/5分3R
○ジョン・フィッチ
(米国)
3R終了
判定
詳細はコチラ
ベン・サンダース×
(米国)
第5試合 ライト級/5分3R
○ジム・ミラー
(米国)
3R終了
判定
詳細はコチラ
マーク・ボセック×
(米国)
スウィングバウト キャッチウェイト戦/5分3R
○ネイト・ディアズ
(米国)
1R2分47秒
TKO
ローリー・マルカム×
(米国)
第4試合 ウェルター級/5分3R
○ヒカルド・アルメイダ
(ブラジル)
2R3分30秒
リアネイキドチョーク
マット・ブラウン×
(米国)
第3試合 ミドル級/5分3R
○ホウジマール・トキーニョ
(ブラジル)
1R45秒
ヒールフック
トーマツ・デューエル×
(ポーランド)
第2試合 ライトヘビー級/5分3R
×ロドニー・ワレス
(米国)
3R終了
判定
ジャレッド・ハマン○
(米国)
第1試合 ウェルター級/5分3R
○マット・リデル
(米国)
3R1分30秒
反則
グレッグ・ソト×
(米国)