セリエAで4位につけるパレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長は、デリオ・ロッシ監督との契約延長について動いていることを明らかにした。一方で、パレルモはDFシモン・キアルやFWエジソン・カバーニ、FWアベル・エルナンデス、MFハビエル・パストーレ、FWファビリツィオ・ミッコリといった主力選手たちの去就も注目される。スター選手たちの契約延長について、ザンパリーニ会長は次のように話している。

「ウチのスター選手たち? 彼らを引きとめるように全力を尽くすよ。すでに基準は設けており、彼らを売却するとしたら、一定のオファーが届いた場合だけだ。彼らも、来シーズンのCLに出場できれば、大きなアピールができることを分かっている」

「パストーレがインテルに? いや、彼にはいつかレアル・マドリーやバルセロナへ行ってもらいたい。彼の契約解除金は非常に高額で、今は5年間の契約を結んでいる。だから、次に契約を延長するときは、5000万ユーロ(約61億9000万円)に解除金を設定できるだろう。いくつかオファーはあったけど、彼はウチに残るよ」

「ミッコリについては、私と非常に深い絆があるんだ。彼は成熟したし、ほかの選手たちの模範となっている。我々の下で現役を引退するだろう」