本当に『iPhoneとツイッターで会社は儲かる』のか?著者の山本敏行さんにインタビュー(第1回)

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 「つぶやくだけなのに何が楽しいの?」といった意見もいまだに聞かれますが、ここ数カ月であれよあれよという間に普及したツイッター。確かに基本的にはつぶやくだけのツールなのですが、これだけ浸透しているのですから何か使いたくなる理由があるはずです。
 その秘密を探るべく今回は自身の著書『iPhoneとツイッターで会社は儲かる』が話題となっている山本敏行さんにお話を伺いました。

◇ ◇ ◇

■ツイッターは情報収集、コミュニケーションツールとして使う
―ここ数カ月で一気に広まった感のあるツイッターですが、ここまで普及した理由はどんな点にあると思われますか?

山本「ツイッターはもともとインターネット上に“つぶやく”というサービスで、明確な目的があるものではありません。しかしiPhoneが普及し、すき間時間を使えるようになったことで一気に広まったのではないでしょうか」

―山本さんも“お腹すいた”とか“○○なう”といったことをつぶやくことがあるのでしょうか。

山本「稀にそういったこともつぶやきますが、基本的にはないですね。経営についての考えや社内の業務連絡、セミナーの案内などが多いと思います。一応4000人くらいフォローしてくださっている方がいらっしゃいますので“お腹すいた”だけのつぶやきでなく、見た人に少しでも“おっ”と思ってもらえるようなことをつぶやくように意識しています」

―山本さんがツイッターに関心をもたれたきっかけは何だったのでしょうか?

山本「ツイッターの存在は2007年くらいから知っていたのですが、どうしてつぶやくのか意味がわかりませんでした。まだiPhoneやモバツイもありませんでしたし、アメリカで流行るとは言われていましたが、そうはならずに消えて行くんだろうなと思っていましたね。ただ、2009年の5月くらいになって堀江さん(貴文・元ライブドア社長)やカヤックの柳澤社長などの方々がやり始めたので“もう一回やってみるか”となってはじめました」

―山本さんはツイッターでどんな方をフォローしていますか?

山本「仕事を通して知り合った仲間が半分以上です。“この人は面白いつぶやきをするからフォローしよう”ということはあまりないですね。堀江さんや孫さん(正義・株式会社ソフトバンク代表取締役社長)はフォローしていますけど」

―ビジネスにおける、ツイッターの便利な活用法がありましたら教えてください。

山本「情報収集には役立つのではないでしょうか。“これってどうですかね?”とつぶやいたら“こうじゃないですか?”“こういう情報がありますよ”という形で様々な人から教えてもらえます。孫さん(正義・株式会社ソフトバンク代表取締役社長)がいう“外脳を得た感覚”で、相談相手として使うといいのではないでしょうか」

―鳩山総理をはじめ、ツイッターを始める有名人の方が増えているようですが、彼らの中で最もこのツールをうまく使いこなしていると思われるのはどの方でしょうか?

山本「やはり孫さん、堀江さんだと思います。ベタな答えですけど。ただ政治家の方は厳しいかなと思っています。単なる有名人だったら普段触れ合うことのできない人と触れ合うことができるというメリットがあると思うんですけど、政治家の方だと、例えば“ケーキ食べてます”とつぶやいただけで“ケーキ食べてるヒマがあるなら仕事しろ”とか“つぶやいているヒマがあるなら国のことを考えろ”などと言われてしまうみたいですし。ちょっとでも変なことをつぶやいてしまうと問題になったりしますしね。
政治家の方は制限が多すぎてやっていても面白くないんじゃないかなと思ってしまいますね」
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