イタリアのテレビ番組「ストリッシャ・ラ・ノティツィア」が、ミラノのバールでインテルFWマリオ・バロテッリに“金のバク”を贈呈した。この中で、インタビュアーがチェルシーとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグ、さらにリーグ次節のパレルモ戦でバロテッリが招集されなかったことについて尋ねると、同選手は「それはオレの上にいる人間に聞くべきだよ。オレは知らない。ほかの選手たちの方が強いんじゃないか」と返答している。

また、バロテッリはインテルのドレッシングルームでミランの応援歌を歌ったという噂を否定。インタビュアーが、チェルシー戦で「ジョゼ・モウリーニョ監督が勝利した」と話を振ると、「誰が勝ったって? 何がモウリーニョさ。勝ったのはチームだろ」と答えた。

最後に、インタビュアーはバロテッリに背番号45と同選手の名前が入ったミランのユニフォームをプレゼントしている。当初、ちょっと当ててみるだけにしていたバロテッリだが、隠しカメラで撮られていた映像の中では、ミランのユニフォームに袖を通している。

この放送を受け、バロテッリの代理人であるミーノ・ライオラ氏は、イタリア『テレロンバルディア』と『アンテナ3』の中で、「すべてジョークだよ」とコメント。さらに、「この番組のレベルに落胆した」と批判し、「彼の周囲が少し落ち着くことを願っている」とつけ加えている。ライオラ代理人は次のように語った。

「すべては冗談から生まれたものだ。彼ら(番組側)は、自分たちが実際よりも深刻なことをやっていると気がついていないんだよ。私はこれを、19歳の若者に対するジョークとして受け止めた。おそらく彼は、その結果がどうなるかなど考えていないだろう。我々はもう少し、彼の周囲に落ち着いてもらいたいと思っている。こんなこと、まったく必要なかったじゃないか。(インテルの)サポーターたちが理解してくれることを願っているよ。『ストリッシャ』のような番組を真剣に受け止めちゃいけない。彼は関係を良くしたいと思っているんだ。ただそれには、双方がそうしなければならない。一人で関係を改善できるわけじゃないんだ」

「マッシモ・モラッティ会長との関係? 私は会長を信頼している。彼はむだにおしゃべりするような人じゃない。彼が何か言ったり、何かしたからといって、批判することなんてできないよ。同じことは、私に対しても言えるだろう。モラッティ会長はマリオのことを、インテルで成長させたいと願っている」

一方、バロテッリがチームから外されていることについて、ライオラ代理人は介入しなかったものの、「だが私は、君らメディアが言っているような状況は存在しないと思っている。時間がすべてを解決してくれるように願っているよ」とコメントしている。