■第11試合 ライトヘビー級/5分3R
ジョン・ジョンズ(米国)
Def.1R3分19秒/TKO
ブランドン・ベラ(米国)

いきなりテイクダウンを奪ったジョンズ。ガードからジョンズを大きく蹴り上げ、ベラが立ち上がる。スタンドの攻防に戻ると、ジョンズは得意の首相撲から足を払うテイクダウンを仕掛ける。これを耐えたベラだが、直後の仕掛けでまたしてもテイクダウンを奪われた。

パウンドを受け、下から顔面を蹴り上げたベラ。ジョンズが右ヒザをつけており、これは反則となる。「戦えるか? 同じポジションから再開を望むか?」というレフェリーの問いかけに「YES」と応えるジョンズ。1Pを失ったベラは、同じように肩を蹴りあげ、ハイガードを見せる。

インサイドガードのジョンズが思い切り左エルボーを落とすと、ベラの右目付近を直撃。同じようにもう一つエルボーを見舞うと、パウンドを連打。足を利かせてディフェンスを取ったベラだが、そのまま痛みからか顔を背け、背を見せてしまう。追撃のパウンドを一発見舞ったジョンズだったが、ここでベラは戦闘不能と判断したレフェリーが試合をストップした。

「ブランドン・ベラが何をしてくるか、全て準備を整えて戦った」と語るジョンズ。勝者と敗者の明暗がハッキリと浮き彫りになるサバイバル戦は、新たなタイトルコンテンダーを生んだといって良いだろう。