女性ファンがジワジワと増加中、積極的な展開で「薄桜鬼」人気が過熱。

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戦いに生きる美しい男たちの生き様とシリアスな世界観が話題を呼んだ、新選組がモチーフの女性向け恋愛ゲーム「薄桜鬼 新選組奇譚」(アイディアファクトリー)。今年4月からはアニメ化され、「薄桜鬼(はくおうき)」として独立UHF局やCSチャンネル合わせて8局で放映されるなど、女性ファンの間でジワジワと人気を高めている作品だ。

「薄桜鬼 新選組奇譚」は、2008年9月に発売されたプレイステーション2対応ソフト。小説を読んでいるかのように展開するシナリオは、キャラクターや選択肢によって流れが変わるマルチ仕様で、主人公やキャラクターが命の危険にさらされる壮絶シーン、乙女向けとは思えないようなシリアスな展開は、当初多くのユーザーを驚かせた。

また、恋愛主眼ではなく、物語の中にさらりと恋心が組み込まれる構成は高く評価されており、今なおファンを増やし続けている作品でもある。キャストに三木眞一郎(土方歳三役)、森久保祥太郎(沖田総司役)、鳥海浩輔(斎藤一役)、吉野裕行(藤堂平助役)、遊佐浩二(原田左之助役)と、感情豊かな演技に定評のある声優を多く起用している点も特徴だ。

2009年8月にはPSP向けに移植された「薄桜鬼 ポータブル」と、隊員たちとの穏やかな日常を描いたファンディスク「薄桜鬼 随想録」(プレイステーション2向け)が登場。さらに今年3月18日には、ニンテンドーDSに移植された「薄桜鬼 DS」が発売されている。

ひとつのゲームが3つのゲーム機で発売されるのは人気の表れとも言えるが、「薄桜鬼」の展開はそれだけにとどまらない。6月には原作ゲームとファンディスクの2タイトルをまとめたプレイステーション3向け「薄桜鬼 巡想録」の発売が控えており、原作収録という意味では、4つのゲーム機に対応することとなる。また、人気イラストレーター・カズキヨネのファンにとっては、美しいグラフィックで蘇るPS3版は嬉しい作品となりそうだ。

さらに5月にはミニゲーム集「薄桜鬼 遊戯録」がPSP向けに登場。ほかにも4月25日には、イベント「薄桜鬼〜桜の宴〜」の開催が決まっており、会員限定の前売りチケットは発売早々に完売、3月27日から行われる一般販売も売り切れ必至と見られている。

アニメにゲームにイベントにと、積極的な展開が続く「薄桜鬼」。今年は「薄桜鬼」旋風が吹き荒れる……かもしれない。