ファッションデザイナーが手がけるインテリアデザインの新プロジェクト「PROVOKE」始動

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 ファションデザイナーがインテリアデザインを手がける新しいプロジェクト「PROVOKE(プロヴォーク)」が始動。このプロジェクトに参加した5組のデザイナー「ANALOG LIGHTING(アナログライティング)」、「PUBLIC IMAGE(パブリックイメージ)」、「The Viridi-anne(ザ・ヴィリジアン)」、「soe(ソーイ)」、「MUVEIL(ミュベール)」が手がけたインテリアデザインが渋谷区のSTUDIO「Le.cave(ル・ケイブ)」にて発表された。

 2010年という区切りで始まる新たな10年を迎えるにあたり、インテリアデザインシーンは、従来ときっぱり決別した新しい価値観、表現をもとにしたアクションを限定化しない広い領域に向けて行うことが求められている。その先駆け的なアクションを日本でも行うために発足された今回のプロジェクト「PROVOKE」。金属製店舗用什器のデザイン、製造、販売を行う「H.I.D」と空間をプロデュースする「ZERO FIRST DESIGN」がタッグを組んだことで実現した新プロジェクトだ。

 参加した5組のデザイナーが手掛けたインテリアデザインは、すべて金属(鉄)や木材を主な素材として作られ、それぞれのデザイナーの思考、イメージが反映されたデザインが発表された。「PUBLIC IMAGE」のデザイナー玉木竜二郎氏は折り紙をキーワードに、曲がるという鉄の特性を活かした大胆なテーブルとともに、3台からなるそれの空間をも手がけた。また1940年代に活躍したアメリカの彫刻家Ricard Lippold(リチャードリッポルド)の作品からインスピレーションを受けたという「soe」デザイナー伊藤壮一郎氏は、幾何学的な構造でフレームを組んだ特殊な蛍光灯を用いた照明をデザインした。
 
 「Made in クリエイターのインテリアデザインは新鮮。ファッションデザイナーが手がけるということで、もちろん苦労ももちろん多かったが、インテリアというものにとらわれないでデザインされていて、素晴らしい作品が出来上がったと思う。」と製造を手掛けた「H.I.D」の代表取締役小泉治稔氏は語っている。今回発表されたインテリアは、今年の夏を目指し、リサイズして販売される予定だ。

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