おまえら幸せになりたいかぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!

 私は幸せになりたぁぁぁぁい!!!
 でも、どうしたら幸せになれるのでしょうか。
 さっぱりわからず、悩んでいる私は28歳の乙女でございます。

 あ、そうだ!
 幸せになりたいなら、“幸せになりたい人”が集まる場所に行けばいいんだ!

 というわけで新刊JP編集部の指令のもと、今、注目の「婚活パーティー」に参加してみることに。
 だって、婚活パーティーには(高年収の)素敵な男性がたくさんいるんでしょ?

 憧れるわぁ。

 あまりにも幸せを求めすぎて、先日、本屋さんで手に取った『幸せ上手』(渡辺淳一・著/講談社)
 幸せになるにはどうすればいいか、すごく良いことが書いてあった。

 “恋愛は女性を綺麗にする”

 そう!そうなのよ、恋愛は女性を綺麗にするのよ!

 恋愛する→綺麗になる→幸せ

 まさに完璧!

 一応用心棒として、同僚のAさんを強引に口説き、女子2人で婚活パーティーに潜入してみました。
 きっと私のことを幸せにしてくれる男性との良い出会いがたくさんあるはず!

 おしゃれしてレッツゴー!

(写真)


■自己紹介タイムは1人3分

 私たちが潜入したのは月間の動員数が5000人以上という、とあるカップリング・パーティ。

 女性はタダ。
 だけど、男性は5000円〜6000円ほど。

 幸せってお金を払わないと手に入れられない時代なのかしら…。


 写真撮影は難しそうだったのでここからはイラストで。
 ラウンジの前まで行くとキレイなお姉さんがにこやかにあいさつして、会場まで案内してくれました。

(写真)

 会場に入ると、間隔を空けて2つずつイスが用意されています。
 しかしここで緊急事態!Aさんと引き離されるというトラブルが!
 どうしよう……一人で頑張れるかしら(汗)

(写真)

 いきなり不安になっているところで、男性陣が登場。
 (ちなみに途中退出は禁止のようでした。携帯電話もNG)

 席に着くと、まずは自己紹介カードの記入タイム。

 生年月日、血液型から、たばこを吸うかどうか、お酒を飲む頻度、趣味、休日の過ごし方など、一般的な内容です。
 たばこは“吸わない”にチェック!お酒…は大好きだけど“たまに”ってことにしておこう。
 そして噂通り男性のカードには年収を書く箇所が!!

 やっぱり年収は大事よね。


 次はお待ちかねの自己紹介タイム!
 どんな男性がきて、私を楽しませてくれるのかしらと思いきや。


 や…。


 1人3分ずつ、全ての異性と話すのですが、流れ作業??的でベルトコンベアを思い出します。3分じゃどんな人かわからないじゃないか! と大いに憤慨する私。

 しかし、こんなのはまだまだまだまだ序の口でした。


■婚活パーティに群がる「没個性な男たち」

 ところで、やっぱり個性的な男性というのは魅力的にうつります。
 人に合わせることも大事だけど、こういうパーティーは一期一会だしガンガン魅力を出してきてくれる男性がいいなあ、とか思っていると…


男性「住んでいるところはどこなんですか?」
私「世田谷区です」
男性「へー、お金持ちなんですね」
×3名


男性「ご趣味は?」
私「本を読むのが好きですね」
男性「頭良いんだ」
×5名



 ハア!?何?この定型文みたいな会話。
 まったく話が膨らまんわ!


 もちろん私も努力しなきゃいけません。だって恋愛はいかに相手が喜んでくれることをするかが大事ですから(『幸せ上手』より引用)
 しかし、いくらなんでも…ねえ…。

 ちなみに、用心棒だったはずのAさんは、趣味に映画鑑賞と書いていたら、多くの男性から「僕も映画が好き」と言われたそう。
 しかし、最近見た映画を数人に聞くと全員が


『アバター』。


 と答えるという、凄まじい没個性っぷり。人気なのは知っているし、わからなくもないけど、単館上映系が好きなAさんはガックリです。
(写真)

 ここで完全に戦意喪失し、後はひたすらパーティー終了まで堪えて逃げ帰ってきてしまいました。

 私も婚活パーティーに期待しすぎたのかもしれません。『幸せ上手』にある“幸せとは卑近なかたち”というのは当たっている気がします。
 が、私が出会った婚活男たちも正直ビミョーじゃありませんか?
彼らが世の男性のスタンダードなのかしら……?

 “幸せをつかむ”って難しい…、と痛感した筆者でした。


 ちなみに、『幸せ上手』(渡辺淳一・著/講談社)には自分の心と体との向き合い方や対人関係一般など、いくつもの方向から“幸せとは何か”にアプローチしていて、気に入った言葉がいくつかあったので、記事の中で使わせていただきました。

(写真)

 この本によれば、幸せになるのは“上手な人”と“下手な人”がいるそう、自分との付き合い方ひとつで“上手に”幸せになることができるそうです。

 そういえば、婚活パーティの最後にカップリングがあったのですが、数組のカップルが誕生していました。彼らは幸せになるのが「上手」なのでしょうね。そして私は「下手」なのでしょう。

 幸せになりたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!!!!!!
(幸せになりたい女子28歳)


【関連リンク】
シチュエーション別!アラサー女子にお勧めの本をまとめてみた