採用活動の方針を見直す企業が増えている。大量にエントリーしてくる学生に対して、採用人数を絞り、質重視の採用に転換した企業側では採用活動の効率化が課題だ。また、さまざまなタイプの人材を必要とする一方、学生の基礎学力や学ぶ意欲の低下が顕著になり、従来以上に上位校の学生を評価する声も聞かれるようになっている。

 「採用問題研究会」(本紙主催)では、上位校の就活生と採用担当者による座談会を実施し、大学3年生の就職活動が本格的に始まった2009年10月からの動きを聞いた。

【出席者】
学生A/一橋大学法学部3年・男
学生B/早稲田大学商学部3年・女
学生C/東京大学文学部3年・女
A社/医薬品メーカー採用担当者
B社/情報通信・電子部品メーカー採用担当者
司会/「採用問題研究会」コーディネーター 鈴木美伸氏

就職活動に学生生活のどの程度の時間を使っていますか。苦労していることは?

学生A
 都心で開催されるセミナーへの移動時間を含めると約5割の時間を就活に使っています。情報が多すぎて、企業からのメールの処理にも時間がかかります。就職ナビ間で情報を共有できないのでしょうか。ナビ毎に掲載企業が異なるので困ります。

学生B
 学生生活との両立に苦労しています。就活に割いている時間は3割ほどですが、授業、サークル、バイトと合わせて体力的にきついと思うこともあります。エントリーする際に、全く同じ...(もっと読む

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