インテルのキャプテンを務めるDFハビエル・サネッティが、新たな記録達成を目前に控えている。過去にインテルで活躍した名DF、タルチシオ・ブルニク氏のセリエA出場回数に並ぼうとしているのだ。

ブルニク氏は現役時代、セリエAで494試合に出場している。一方のサネッティは今週末のセリエA第27節ジェノア戦に出場すると、491試合出場となる。さらに同選手は、リーグ戦のプレーオフを3回戦っているため、トータルで494試合出場になる計算だ。

インテル一筋でこの数字を乗り越えたのは、セリエA519試合出場を達成したジュゼッペ・ベルゴミ氏だが、現在70歳のブルニク氏は後輩たちの活躍を喜んでいるという。

電話でブルニク氏にサネッティの出場試合数のことを伝えると、「うれしいことだ。ベルゴミが越えていったときもそうだが、サネッティもみんなの模範となるスポーツマンだね。きっちりとしたプロだよ」と話してくれた。

そして、サネッティの自己管理能力を称えている。ブルニク氏は、「彼はときにまじめすぎるところがある。でも、若手にとって最高の手本であることは変わらない。それは間違いないだろう。もし、みんなが彼のケアの仕方を学べば、多くの筋肉のトラブルがなくなるはずだ」と述べ、36歳になっても一線で活躍を続けるサネッティに賛辞を送った。