「(結婚は)女の双六の上がりだと思ったら、まだ先があると知った」

「結婚したい」と言い続け、36歳で結婚した女流作家・林真理子氏の一言です。

「モテるためには」「結婚するためには」といった婚活に拍車をかけるマニュアル本が人気を博し、お見合いパーティーやお見合いサイトなどに参加することも、もはや恥ずかしいことではなくなりました。

 しかし、お姫様のようなきれいなドレスを着て、指輪を交換し合って、入籍して、夫の永遠の愛を信じて...という華やかなことばかりを夢見て、本当の「結婚生活」とはどういうものかについて考えたことがある人は、意外に少ないのかもしれません。大学で女性の働き方、生き方について教鞭をとる島田薫さんは、自著『結婚学』で結婚生活とはどういうものか、さまざまな事例やデータを元に分析しています。

「男が女に求める要素の第一位は『整理整頓力』である」
「恋心が持続するのは持っても1年8か月から3年である」
「既婚女性の3人に1人は『夫以外の男性を好きになったことがある』と回答した」
など、結婚を人生のゴールだと思っていた男女には、やや厳しい話も数多く盛り込まれています。
 
 でも、そんな事態になろうとも島田さんが説くのは「結婚のすばらしさ」。

「結婚とは、『いつまでも愛され続ける男性や女性になる』という努力を始めるとき」
「若いころ、センスや話が合うから相性がよいと解釈し、それが愛だと誤解してしまうのです。違うところがある二人がケンカをしたり、認め合ったりしてお互いを変えていく。それが結婚の楽しさ」

 自身も2度の結婚と離婚を経験したという島田さんの言葉には、"経験者"としての裏付けがあります。「安定したいから」「自分がラクしたいから」「体裁が悪いから」という理由で結婚するのも悪くはありませんが、この境地にたどり着ければ、きっとどんな相手でも幸せな結婚生活が送れるのかもしれません。



『結婚学』
 著者:島田 薫
 出版社:自由国民社
 価格:1365円
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