昨年秋以降の世界的な不況はこれまで日本経済を牽引してきた自動車業界に大きな打撃を与えた。各社は雇用調整を一気に進め、この危機を乗り切ろうとしている。

 同時に、環境対応型のハイブリッド車や電気自動車の開発競争は世界的に激化している。業界の採用事情に詳しい人材コンサルタントに最新事情を聞いた。

【出席者】
テクノブレーン株式会社
人財事業部スカウト部門HARDsection キャリアコンサルタント 加茂 孝修 氏
株式会社毎日キャリアバンク
営業2部営業2課 キャリアコンサルタント 池浦 公規 氏
司会/本紙編集長 吉越 利成

在庫調整を進め、環境分野へ投資集中

司会
 昨年秋以降の不況で自動車業界は世界的に大きなダメージを受けました。米国ではGMやクライスラーが破綻しています。日本の自動車業界の中途採用にはどのような影響が出ていますか。また、人材採用の状況はどう推移してきているのでしょうか。
テクノブレーン加茂孝修氏
加茂
 昨年秋から求人は減り、採用のハードルもぐっと上がりました。その傾向は今年に入りさらに強まっています。現在の状況を見ると、6月末までに在庫調整が進んで、増産による残業が再開されますので、7月以降は徐々に回復に転じると見ています。

 各社ともハイブリッド車や...(もっと読む


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