創業以来50年間、印刷関連機器の専門商社として事業を展開してきた日本エーエム。

 2007年5月、創業50周年を機に新たな事業をスタートし、主にLED照明機器を手がける専門商社として生まれ変わった。

 成熟した市場に見切りをつけ、全くの異分野の環境商材へのチャレンジを始めたばかりという同社に、事業転換のプロセス、求める人材像や採用について副社長の森本哲雄氏(写真)に聞いた。(編集委員 高橋光二)

“右肩下がり”の印刷業界に危機感

 日本エーエムは、1957年、世界三大事務機メーカーの1つとして知られたアメリカのアドレソグラフ・マルティグラフ(AM)社と、当時の外務大臣である藤山愛一郎氏率いる藤山企業グループの合弁企業として設立された。

 以来、AM社が製造する事務用小型印刷機やオフセット印刷機などの輸入販売をはじめ、クレジットカードなどを発券する日本初のエンボスプラスチックカードシステムの製造販売を手がけてきた。

 「単なる商社ではなく、メンテナンスも手がける技術商社という位置づけでAM社の製品を扱っていました。ところが、10年ほど前にAM社が解散となり、株主構成を変えて再出発となったのです。それ以降は国内メーカーの印刷機なども扱うようになりました。一時期17社あったAM社の子会社のうち、生き残っているのは当社だけです」と森本氏は言う。

 しかしながら、成...(もっと読む


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