グローバル化による経営環境の激変と人口減少と少子高齢化による国内市場の縮小と変化は、企業間競争の質を大きく変えつつある。

 グローバル企業では多様性への対応、国内企業では新たな収益モデルの構築が喫緊の課題として浮上している。経営環境の変化により、企業が求める人材はどのように変化しつつあるのか探った。(本紙編集委員 溝上憲文)

市場のニーズを感じる知性と感性を求める知識集約型産業の時代

 米国のサブプライムローン問題や原油などの原材料の高騰に伴い景気減速の兆しが見え始めた。

 人口減少、少子高齢化に伴う国内市場の縮小、一方では熾烈なグローバル競争の矢面に立たされた日本企業は今や正念場を迎えている。もはや従来のように特定の地域や国に限定した顧客のみを相手にしたビジネスは通用しない。

 国内外の市場の声に耳を澄まし、消費者が本当に欲しい製品を企画・開発し、スピーディに投入していかなければ企業の存続も危うい時代に入るなどビジネス環境も激変してきている。

 それに伴い、近年、企業が求める「人材像」も以前と大きく様変わりしている。規格大量生産型時代は終焉し、もはや生産力重視の時代ではない。市場のニーズを敏感に感じ取る知性と感性が求められる知識集約型産業の時代に入った今、求められる能力も変化。

 グローバル化の進展により市場や顧客の軸足をどこに置くか。さらには、モノづ...(もっと読む


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