就職活動も終わり、年末を控えて卒業旅行を考える時期になった。学生が行きたい海外への卒業旅行先1位は4年連続で「イタリア」となっており、衰えぬ人気を示している。また、一方で卒業旅行に"行かない・行こうかどうか迷っている"も3割を超えており、卒業旅行にも不況の影響が押し寄せている。毎日コミュニケーションズが運営する学生支援サイト「マイコミフレッシャーズ」が、このほど実施した卒業旅行の実態についての調査で分かった。

 「卒業旅行に行く予定はありますか?」と聞いたところ、「すでに行った」(7.2%)、「すでに行ったが、これから行く予定もある」(10.4%)、「これから行く予定がある」(47.4%)となり、"行く(行った)"と回答した人は65.0%となった。残りの35.0%は「行かない・行こうかどうか迷っている」という状況で、不況による影響がこんなところにも表れた。

 その理由は、「お金がない・もったいない」(37.1%、前年24.8%)が最も多く、前年比12.3ポイントの上昇。次いで「卒論や授業で忙しい」(10.0%、前年27.5%)は減少している。続く、「時間がない・もったいない」(13.7%、前年2.8%)は10.9ポイントの増加となった。

 卒業旅行に関する考えを聞いたところ、「学生から社会人への区切りのイベントとして大事なものだと思う」が64.6%を占めたものの、「行っても行かなくても、特に意味のないイベントだと思う」と回答する学生が35.4%にのぼった。

 卒業旅行の行き先は、海外の旅行先では上位から「イタリア」(23.3%)、「韓国」(20.0%)、「フランス」(17.8%)となり、「イタリア」が4年連続でトップとなり、人気の高さがうかがえる。

 一方で国内の旅行先では、「北海道」(23.6%)、「京都府」(18.2%)、「沖縄県」(17.8%)という結果となり、順位の変動はあるが3年連続で上位3都市の顔ぶれは変わらなかった。

 調査は、2009年11月19日〜27日に実施し、学生会員500人(男249人、女性251人)からウェブ上で回答を得た。

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