派遣情報サイトを運営するアイルが派遣社員を対象に実施したダブルワークに関する調査で、約6割の派遣社員が「ダブルワークをしたことがある」ことが分かった。

 調査によると、「ダブルワークの経験はありますか?」という質問に64%が「はい」と回答。その理由については、「収入のため」が約7割の68%を占めた。それ以外の理由は、「空いている時間の有効活用をしたいから」(21%)、「スキルアップ・キャリアアップをしたいから」(4%)、「気分転換をしたいから」(3%)、「より多くの人と知り合いたいから」(1%)となった。

 具体的には、「メインの仕事も派遣社員で時給なので、月の祝祭日や派遣先企業の休業日日数によって給料が大きく左右され、月によっては生活に困る場合もあったので」(派遣歴6年)、「資格取得の為に勉強になる場所や環境であり、本業の休みの日とも調整しやすかったのと、資格取得の資金の為」(派遣歴12年)、「残業規制で時間に余裕ができたので、接客のテクニックを実践で学びたくてダブルワークにしてみました」(派遣歴1年)など、様々な理由があるようだ。

 さらに、「会社の上司がいくつもの会社の役員を兼任しており、その働き方に刺激を受けたので」(派遣歴1年)という前向きな理由のほか、「昨年からの不況が、大いに影響している。収入面での低下、休日出勤の減少等による時間的な空きからみて、時間を有効利用し収入を増やす方向で動かないといけない状況に追い込まれているのが現実です」(派遣歴0年)という深刻な理由もあった。

 調査は、2009年10月28日〜11月29日、PCサイト、携帯電話によるインターネットリサーチで、同社が運営する派遣マッチングサイトの会員246人から回答を得た。

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