不況にあえぐ金融街で密かなブーム 「トリッペリア」ってナンダ?

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東京・茅場町。言わずと知れた日本を代表する金融街だが、最近、株価の低迷などにより活気を失いつつある。そんな茅場町で今、日本初の「トリッペリア」なるものがブームらしい。茅場町を元気にする?かもしれないトリッペリアに迫る。

トリッペリアとは、もつ料理を専門に扱うイタリアンレストランのことだ。日本では昨年11月に「オステリア ウネット」が日本橋茅場町3丁目に国内第一号店としてオープンした。イタリア語でモツを意味する「トリッパ」が安価で美味しく食べられるとあって、兜町のOLを中心に人気となっている。

昨今、モツ料理が安くておいしく、美肌効果もあるとして若い女性を中心に人気を集めている。モツ鍋やモツ焼き、さらにはモツ煮込みなど様々な料理に続いて、ついにイタリアンにもモツが登場する。それがトラッペリアである。

日本で初めてトラッペリアを楽しめる店として昨年11月にオープンした「オステリア ウネット」では、「モツの街」として知られるフィレンツェの味をこだわり抜いた新鮮な食材で再現。イタリアンのモツ煮込みである「ランプレドット」が人気を集めたため、先月下旬よりメニューをモツを中心としたものに刷新した。

「オステリア ウネット」ではこのほか、カルパッチョを「赤い!白センマイ」、「牛ハツ」、「牛タン」など複数種類用意している。さらに、臭みのないレバーに濃厚なソースがマッチする「豚レバテキレーズンソース」や、肉の旨味が凝縮された 「豚コメカミのロースト」なども人気だという。

店長を務める坂口丹氏は、広告代理店での勤務を経て、イタリア・フィレンツェに移住。6年ほどの滞在中にバールを飲み歩き、レストランを食べ歩いた経験を活かし、いつでも立ち寄れるバールのような明るい店を日本にも作りたいということで、ニューヨークに本店のある高級デリで腕をふるっていた旧知の仲であるシェフの大胡田達朗氏を巻き込み、「オステリア ウネット」をオープンさせた。

こだわりぬいたワインが常時50種以上用意されているのもうれしい。「オステリア ウネット」の住所は中央区日本橋茅場町3-4-8。店舗の公式Twitterも開設しており、フォローすると豪華な特典サービスが受けられるという。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)

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【参照】
http://www.value-press.com/pressrelease.php?article_id=53595