スキマ時間の新活用法! “0泊2食”が人気のワケ

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映画やドラマのロケ地ツアーなど、個性的なプランが目立つ旅行業界だが、今注目されているのが、昼食・夕食付きの温泉日帰り旅行、通称“0泊2食の旅”だ。旅行サイト「じゃらんnet」では、昨年1年間で旅行プラン数が約2倍になったほどの人気ぶり。一見、景気の影響のようにも見える傾向だが、どうやら人気の理由は“スキマ時間を有効に活用したい”というニーズにあるようだ。

【写真】0泊2食でも温泉、料理はこの豪華さ!

昼前に旅館(ホテル)に着き、昼食を食べたり温泉に漬かったり、部屋でのんびりして夕食まで食べて帰るという“0泊2食”。今までの日帰り旅行と大きく違う点は、本格的な夕食までしっかり味わえることや、エステや豪華スイーツ付きなど“+α”の付加価値が付いていることだ。

2月8日に常時3000以上にも及ぶ日帰りプランを掲載した特設ページを開設した「じゃらんnet」(リクルート)では、会社が違う女性の友達同士や、子供を連れた親子の利用が目立つという。

「会社が違うとなかなか休みが合わせづらく、泊まりがけの旅行となるとスケジュールの調整が大変ですが、日帰りだとぐっとハードルが下がり行きやすくなります。実質10時間足らずの滞在時間ですが、温泉や料理、エステなど好みのサービスをぎゅっと凝縮することで、手軽に“非日常”を楽しめることが受けている理由なのではないでしょうか」(リクルート広報)

同じく、JTB広報室の加藤さんも「“0泊2食”の魅力は安いことだけではない」と話す。「JTBが運営する『るるぶトラベル』が提案する『ホテルアクシオン館山』(千葉県館山市)の、本格的なエステを盛り込んだ女性専用プランは、1人1万6800円からと日帰りにしては少々お高めですが、『多少高くてもゆっくりしたい』という方に好評です。せっかく空いたわずかな休みを有効に使いたいというニーズにマッチしているように思います」

このような傾向を踏まえ、前出のリクルート広報も「今後“0泊2食”が一つの旅行ジャンルとして確立するのでは」と予測する。「1日で、豪華な食事や温泉だけでなく、エステや食べ放題など好みに応じたサービスも体験できるので、デートコースとして利用されるカップルも増えています。今までは『原宿行こうよ!』だったのが、『ちょっと伊豆行こうよ!』という会話が当たり前になるかも知れませんね」

「るるぶトラベル」「じゃらん」共に、主力ではないものの一定のニーズを受け、今後選択肢の一つとして定着していくのでは、と見ている“0泊2食”の旅。夏や冬は長期旅行で、仕事の関係でふと空いた1日は日帰り温泉旅というように、個人のライフスタイルに応じて、旅行プランを使い分ける流れがこれからの“当たり前”になりそうだ。 【東京ウォーカー】

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