21日のバーリ戦で見事な勝利を収めたミラン。だが、レオナルド監督と同じように、アドリアーノ・ガッリアーニ副会長も試合ごとを戦っていきたいと望んでいる。テーマはもはや周知の事実だ。2位ローマが首位インテルと勝ち点5差となり、タイトル争いが再び分からなくなったのではないかということである。

ガッリアーニ副会長は「5ポイントというのはすごく大きなものではない。我々は(インテルと)7ポイント差で、未消化の1試合もある。水曜夜(の試合後)、我々が何ポイント差になっているかを見てみようじゃないか」と語った。

ミランはサン・シーロでのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグで、マンチェスター・ユナイテッドに2−3と敗北を喫した。レオナルド監督は、ミランがこの結果を挽回できると信じている。インテルに追いつくよりも簡単なことだろうか? ガッリアーニ副会長は「私は予想はしない」と答えている。

一方、ベルルスコーニ・オーナーの発言については、「会長の言葉は、別の選手を獲得する必要があると言っていた者に向けられたものだ。レオナルド監督への攻撃などまったくない。ミランにはたくさんの勝利を手にしてきたグループがある。今世紀に5つの国際タイトルを獲得しているんだ。我々だけであり、このグループが強く、まとまっており、リスタートすることができるということだよ」と話した。