21日のセリエA第25節でボローニャに2−1と勝利を収めたユヴェントス。勝ち点を41へ伸ばし、チャンピオンズリーグ出場圏内となる単独4位へと再び浮上してきた。アルベルト・ザッケローニ監督は試合後、イタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューに対し、次のように話している。

「今の時点で4位にいることは、士気の面で役に立つ。だが、我々はシーズン最後にこの結果を得たい。我々はすべての試合でさらなる何かを出している。全員一緒に勝っているんだ。結果だけではなく、私はパフォーマンスにも満足しているよ」

「今日の我々は、シーズンベストだったボローニャと対戦した。彼らを抑えるのに苦労したところもあったね。木曜にヨーロッパリーグを戦った疲労を感じていたからだ」

一方、決勝点を挙げたMFアントニオ・カンドレーヴァに対し、ザッケローニ監督は「この青年は22歳だ。1月に加入して、スーツケースをひも解く間もなく、試合に出るようになった。トレクアルティスタ(トップ下)として生まれた選手だが、キャリアにおいて彼がもっと低いポジションでもうまくやってきたことは否定しない」とコメントしている。

また、同監督は審判のジャッジについても言及し、「主審には賛辞を送らなければならない。審判団を取り巻く空気はベストのものではなかったからね」と語った。