バンクーバー五輪、男子フィギュアスケートで銅メダルを手にした高橋大輔選手に、歌手の嶋大輔がブログでメッセージを贈った。

嶋大輔は報道で高橋大輔選手の『大輔』は自分の名前を取って命名されていたことを知った。
嶋はそれ以前から高橋選手が膝のケガなどを乗り越えて頑張る姿をテレビでみながら応援していたと言う。
その選手の名前が自分に由来していたと知った彼は
「まさか、自分の名前から命名とは」
「昨日マネージャーから聞かされて、本当に嬉しかった!」
と喜んでいた。

実は、高橋選手は子どもの頃は『へたれ』と呼ばれていた。
『へたれ』は関西弁で、人に対しては「根性なし」を意味する。
高橋選手の子供の頃のエピソードがある。
彼は親や周囲から野球かサッカーをやるように言われて
「痛いからヤダ」という理由でやらなかったのだ。
ある日、アイスホッケーの試合を見に行った彼はやはり「痛そう」だと興味を持たなかった。
しかし、隣のリンクで行われていた「フィギュアスケート」を見て魅力を感じたのだ。
彼はこのとき「自分はあれ(フィギュアスケート)がやりたい」と決意したのである。

そんな高橋選手に対して、バンクーバーに向けて周囲のコーチ陣などがとったのは
「褒めて褒めて、ノセていく」指導方法だった。
これにより『へたれ』を封じ込めて実力を発揮させたのだろう。

彼は、バンクーバーで果敢に4回転ジャンプに挑戦した。
銀メダリストのロシアのプルシェンコが「最近の五輪は4回転を避ける風潮にある」と嘆くように、
失敗する確率が高い4回転ジャンプではなく3回転で手堅くまとめる選手が多いのだ。
高橋選手はそんな中で4回転に挑戦して『へたれ』を返上したのである。

嶋大輔も
「失敗はしましたが、勇気を持って挑戦4回転!
しっかりと大輔選手の男の勲章を見せて頂きました!」
と感動のコメントを記している。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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【参考】
嶋大輔オフィシャルブログ